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ナイロビでコミュニティハウス構想に至ったワケ〜JENGA誕生物語 前編〜
私はケニアの首都ナイロビでコミュニティハウス『JENGA』(通称、JENGA HOUSE)をトライアル運営しています。
JENGA HOUSEは2023年6月にプレオープンしたコミュニティハウスで、シェアハウス、コワーキング、ミートアップなどを提供してきました。
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運営主体は一般社団法人アフリカクエスト、運営サポートはAXCEL AFRICAが行っています。
現在は現地インターン生が主導となって運営してくれており、JENGA HOUSEプロジェクトの代表も元インターンの髙塚こころさんが務めてくれています。
そして、現在クラウドファンディングに挑戦しており、JENGA HOUSEを移転・拡張し、グランドオープンに向けて準備を進めています。
今回はJENGA HOUSE発起人として、なぜ私がJENGA HOUSEの立ち上げの想いに至ったのか、その背景について少し語らせていただきます。
かつてナイロビでお世話になったコミュニティハウス!?
かつてケニアには現地コミュニティのハブとなってくれていた偉大な先輩方がいました。
私が人生で一番最初にアフリカの地を踏んだのでは2008年。まだ大学3回生でした。
私は就活の前に自分の将来を決めるため、ケニア、ウガンダ、ルワンダ、タンザニアを1ヶ月かけてボランティアしながら現場を学ぶバックパッカーとして東アフリカを訪れました。
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初のアフリカで受け入れてくれたコミュニティ!
当時のケニアは治安が特に悪い時期で、右も左も分からない状態でした。
そんな時mixiで突然連絡し、受け入れていただいたのがチャイルドドクターの代表である宮田さんでした。
宮田さんのお宅には同じようなボランティアや旅行者が集まっており、初ケニアで不安だった私はそこでたくさんの想いを同じにする日本人に出逢うことができました。
アフリカの最初に宮田さんが受け入れてくれたこそ、今の私があると思っていますので、本当に感謝が尽きません。
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JICA海外協力隊でお世話になった方々!
そこから月日が流れ2013年。
私はJICA海外協力隊(当時、青年海外協力隊)として再びケニアに戻ってきました。
私の任地はマクエニ郡という首都ナイロビから約4時間離れた地方都市でした。
時たまナイロビに訪れる際に、当時ナイロビにいる多くの方々にお会いするきっかけを作っていただいのは当時のJICAケニア事務所の花井次長でした。
花井さんにお宅にお招きいただき、隊員の先輩だけでなく、当時の日本の駐在員や起業家と繋がることができました。
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私は協力隊のあとそのままケニアで起業の道を辿るのですが、ケニアでのビジネスを全然理解していなかった私にとって、この場で教えていただたことはとても大きかったです。
また同じ時期に世界銀行(IFC)の小辻さんもこの様な交流会を多数開催いただき、相談に乗っていただくたくさんの機会をいただきました。
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私は協力隊を終えてもケニアで活動を続けられているのは、この様な大先輩方との出逢い、そして作ってくれた機会のお陰です。こちらも感謝が尽きません。
コロナ失われた現地との繋がり!
今では私自身もケニアに関わり始めて10年を超え、かつての先輩がいない中、私自身もその様な開催をするようになりました。
コロナ前には『ナイロビ火曜火鍋の会』を毎週火曜日に開催しており、みなさんとナイロビの火鍋屋を巡ってました。
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またコロナ禍が終わった2022年くらいからはしっぽりとホムパを開催したりしていました。
先輩の皆様に大変お世話になった私にとって、この様な会を開催したいと思うのは、今思えば自然なことなのかも知れません。
さらに月日が流れ、2023年。
コロナ禍を経て、ようやくケニアにも旅行やビジネス出張など日本人の方が渡航される様になってきました。
私にも様々な問い合わせが来る様になりました。
そこで感じたのは、これまでコロナで海外渡航を自粛していた空白の2年間でだいぶ情報の繋がりが失われたということでした。
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恐らくケニアとかアフリカに行きたいとなった時に、身近な友人や旅仲間から情報を得ることが多いと思いましたが、その繋がれてきた情報が途絶えた印象です。
まず誰に聞いていいかわからない。情報も更新されていないので、何が正しいのかわからない。
そんな状況が起こっているのではと感じました。
今こそコミュニティハウスが必要!?
また私はアフリカオンラインコミュニティAI-HUBを2019年から運営しています。
そこではアフリカに挑戦したい日本の方のサポートを行っています。
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2023年くらいからその方々も準備してきたプロジェクトを実際に現地で始める様になりました。
その他にもケニアにで何かしたいという方も現地でお会いするようになりました。
しかし、やはりビジネスに関しても情報が少ない。
突然、何かを始めるにしても宿泊もそうですが、挑戦の拠点となる場所がない。
現地のコワーキングスペースももちろんあります。
ただそんな人たちのために自分ができることはないかと考えました。
元々日本人が気軽集まれるコミュニティイベント(つまり、飲み会)をやりかったので、この辺りを全部引っ付けてしまえば、いいんじゃないかと思い付くのに、そんなに時間はかかりませんでした。
そんなことを妄想していた2023年3月、1つのWhatsAppのメッセージでこの妄想が現実になる時がきました。
後編に続く。。。
クラウドファンディングに挑戦中!
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2024年5月1日よりクラウドファンディング『ケニアで日本人の挑戦の拠点となるコミュニティハウスを作り上げたい!』に挑戦しています!
JENGA HOUSEを移転・拡張することで、もっと多くの日本人が気軽に安心してアフリカに渡航でき、挑戦の拠点となることを目指しています!
しかし、物価高や円安の影響で資金的に大変しんどい状況です。。。
少しでも皆様の温かいご協力いただければ嬉しいです!
また私が2009年に初ケニアの渡航の際に受け入れていただいた宮田さんからも応援メッセージをいただきました!(個人的にとても嬉しいことですw)
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ぜひ応援のほどどうぞよろしくお願いいたします!