今読んでいる本 闇の脳科学「完全な人間」をつくる
読まなきゃイケない気がして…
読み始めた
まだ半分も行ってないけど、脳の不思議ワールドがめちゃくちゃ広がっている。
良いとか悪いとかそういう問題や、感情とか倫理とか世論とかっていう事は時代によって大きく違う。今の私達にとっての倫理道徳は決して普遍的なものでは無い。変化し続けている。
脳のことは分かっていないことが多い。人間ってどんなものなのか分かっていないことが多いのに、その人間をとりまく倫理道徳、良し悪しだけは普遍的ってのもおかしな話し。
時は流れ人は生命を繋ぐ。その一コマに過ぎない私は、その一コマの中で何を信じ、何処へ向かうのか。そんな事を考えながら読んでいる。かなり、ずっしりくる内容でなかなか読み進められないけれど、それでも…最後まで読んでみよう。
親じゃない頃の私だったら、もう少しサバサバした感覚で読めたのかもしれないけど、親になるって事はこんな所にまでずっしりした重みを感じるようになるんだな。人生に重みが加わるのは喜ばしい面もあるのだから、それもまたいいのかもしれない。
と、ここまで書いて数日経った。
さらに読み進めてようやく半分まで来た…脳すごい…というか、脳のことを解明しようとするお医者さんがすごい。これは、世に出て良かったのか?だけど私のように知りたい人がいるからこうして出版されるんだろう。のほほんと生きていられないような、センセーショナルな内容だ…数ページごとにどうしても止まってしまう。私ってものはあって無いようなもの。脳はそう言ってるのかもしれない。
みんなちがってみんないい。
これが主流になっていくようにはあまり思えない。この先の未来はどうなっていくのだろうか。人間はどこまで求めるのだろう。どこまでも求める人がいるだろうし、求めない人もいる。それでも時代は動いていく。きっと求める方に動いていくだろう。
この本、面白かったよ。とか、絶対にオススメ⤴みたいな事は、全く思わないし、この本の感想なんてものを簡単に言葉にはできないけれど、読んで見る価値はかなりあると思います。考えている事とか思っている事が私を作ってるとは限らないって事がわかるから。だけどそれはタイトル通り、闇の脳科学。毒にも薬にもなる。そんな本です。
1950年から20年ほどに渡って行われた、脳深部刺激療法という脳に電極を埋め込んで電気を流す。そんな精神病患者への治療法を実行していた。ロバート・ヒースという医師の話し。マッドサイエンティストか、それとも人類の進歩に貢献した科学者か…
今日もまた読み進めよう。