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インチュニブ卒業から2ヶ月半

現在、小4の次男。小1の秋からADHDのためのお薬、ストラテラを試し、あまり合わなかった事もあり、その後インチュニブを試し、3年弱ほど服用してきました。これまでの様子はこちら↓

本日は久々の通院でした。主治医の先生との面談です。お薬を飲まなくてもなんとかやっていて、目立った不調は見られない事、トラブルは抱えていない事、学校生活は良好である事、学習面の滞りは見られない事、家庭でも日々順調に成長している事などを伝えてきました。

先生の反応はどうだろうかと、行く前からちょっと気になっていたんです。前回の様子では、「お薬無しで上手く行くとは思えないよ」、と感じましたので…。でも、感じただけよ。先生がそう言った訳ではないの。心配してくださっているのだろうと思うのだけど、なんとなく曇った感じがした。あれ?まずいこと言ってる?ちょっといくらなんでも早すぎたかな…。と思ったりもした。

けれど、言ってしまったし、なんせもう飲んで無いのに、嘘を重ねてインチュニブをもらい続けてもしょうがない。ちゃんと相談したということで正式に卒業!という事にした前回。なんとなく、気持ちが引っかかってた。

で、先生の反応は…

主治医『(^_^)じゃあ、このままお薬無しで大丈夫でしょう。時々話を聞かせてくださいね。次回はそうですね、年明けとか春休みとかぐらいかな』

私『恐らく今年度は問題なく過ごせると思います。新学年はどうなるのかはちょっとわからないですが』

主治医『そうですね、先生との相性も良さそうですし、来年の5月くらいに心理士との面談を入れましょうか。息子さんも一緒に来てもらって様子を詳しく聞かせてください。もちろん途中で変わったことがあればいつでも相談にきてくださいね』

というわけで、お次は7ヶ月ほど先という事になりました。

息子のこれまでのパターンとして、新学年への進級後しばらくした頃に、体調を崩したり、パニックになったり、二次障害に陥ったりしているので、5月というタイミングは正にどんぴしゃ!さすが主治医の見解というのは適切!

すばらしい安心感。ありがたい。困ったことがあった時に相談できる場所が確保されている。これは、ものすごーく重要なことなんだなと今回で良くわかった。困ったことが無い現状だからこそ、困ったことが起こった時に頼れる場所のありがたみって分かるんだな。なんだか、これからもやっていけるような気がする。

病院へは、基本的に息子はあまり行かない。私が行って相談しながら投薬や今後の事などを主治医と話し合う。これはきっと症状が安定している事も関係しているだろうし、発達障害特有の感覚過敏や、その他特性上の困難を回避する目的もあると思われる。

これまで、月1ペースで私が病院へ行き、病院へ行く前に息子に最近の様子を聞き取り、病院で先生と相談。そして、病院で交わされた内容についてを息子に私から伝えてきました。(投薬の開始頃などは、毎回息子も一緒に行ってました)今回も同じように、先生とのやり取りを息子に伝えるつもりです。

あぁ。息子…育ったなぁ。立派だなぁ。たくさんの困難をちゃんと自分で乗り越えて行ってる。えらいなぁ。どんなに助けがあったとしても、どれほど支えがあったとしても、最後は全て彼自身が彼自身の力を持って乗り越えて行かなくてはならない。そうやって彼の力を信じてやってきて良かった。『あなたにはできない』と言って取り上げ無くてよかった。自力で登らなくてはならないステップを、見た目を整えるために手を貸して引っ張らなくてよかった。

きっと傍から見れば、滑稽で、かっこ悪くて、酷い状態だったろうと思う。視線は痛かったし、言葉は突き刺さるほど鋭利だった。でも、彼はそれでも自分の力でステップを上がってきた。よくやってくれたと誇りに思う。そして、これからの人生も必ずすばらしいものになっていく。

すばらしい息子に恵まれて、私は本当に幸せ者だ。息子よ、幸せをありがとう。これからも応援しています。

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