発達障害と感情 こんなのあったらいいな
自分の感情に気が付けない
発達障害のある夫と息子と暮らす中で気になるポイントです。
原因は何なのか?それは私には良く分かりませんが、感覚鈍麻と同じ様な事かな?とはたから見ていると感じます。
感情に対して鈍麻な状態。
実際には、心に何らかのストレスがかかっているにも関わらず、それに気がつく事ができない。違いが分からない。そしてある一定の量を越えた時、初めて気がつく。しかし、それは抱えきれない溢れだした状態であるために、感情に気がつく=感情が暴走してしまった状態。
MAXでピークに達して初めて気がつく。自分では止められない。
本人が感情に気がついていない時、回りから見るととてもスムーズに事が運んでいるように見えることがある。でも、後に感情が溢れだしコントロールを失ってしまう。
そりゃコントロールしようとしても難しいと思う。いきなりピークから始まってるわけだもの。そんなビックウェーブ、なんの準備もなく急に波を乗りこなせって言われたって、できっこない。
彼らには、我慢している感覚や意識はあまり無いようだ。我慢しているというのはとても定型発達的な発想なのかもしれない。
我慢しているわけでなくて、分からないとか、気がつく事ができないといった方が近いような気もする。
日々、感情的な態度や言動を小出しにできている時の方が、むしろ安定しているような印象がある。
それが例え、良い方向の感情であってもピークを過ぎれば扱いは難しい。
日々、彼らが発する感情をキャッチしてフィードバックしていると、体調が良くなるような気がする。
感情は動いているし、現れているのだけど、本人達はそれに対するセンサーが働かない。そうしたセンサーを今のところ私が家で話を聞いたり、行動を観察したりしながら、読み取っているのだけど、これAI にお任せした方が良さそうだなと思える。
例えは、何かを身に付けていたら、感情が動いた事が確認できたりして、数値化された感情をレベルで見える化できたら、休みを取るための目安ができたり、これまで、気がつく事ができなかった事で発生していた、困り事がたくさん減らせるんじゃないかしら。
もう既にあったりして。
こんな開発やってみたいな。すごく救われる人がいるような気がする。