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はじめてのおつかい あれから2年

ナレーター(以下ナ)『4歳の年中さんではじめてのおつかいをして、頼もしい姿を見せてくれたお兄ちゃん。あれから二年が経ちました。お兄ちゃんはピカピカの一年生!保育園の仲間とはさようならをして、新しい土地で知らないお友達と一緒にドキドキワクワクの一年生です。』

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ナ『あの時のお兄ちゃん、あれからどうしているでしょう?最近お母さんが生まれ育った町へ引っ越しをしたそうです。お母さんが通った小学校に、お兄ちゃんも通っています。慎重で少し構えてしまうところが心配だったお兄ちゃんは、どの様に成長したのでしょうか?』

母『はじめてのおつかいをしてから、その後も何度も何度もお使いを繰り返しました。どんどんと、お買い物やお使いが上手になっていき、そして一人でできることが増えていきました。小さい頃は、慎重でためらいがあったり、構えてしまったりする場面の多い子どもでしたが、はじめてのおつかい以来とても大きく変化したと感じています。家族の役に立ちたいという気持ちももちろん育ってくれましたが、それ以上に物事へ取り組む姿勢が変わりました。様々な場面で、自分からやってみよう!と意欲をもって取り組むようになりましたし、はじめてのことにもたくさん挑戦する気持ちが持てるようになりました』

ナ『引っ越しをして、お友達がいない場所でのスタートはいかがですか?』

母『とてもびっくりするぐらい、自分からお友達を作る努力をしています。気が付けば、たくさんお友だちができていました』

ナ『半ば強引に、はじめてのおつかいを、お母さんからすすめられたお兄ちゃん。行くとは言ってないまま、歩き出した姿が印象的でした。ぼくはできる!そんな自信が、お兄ちゃんを次の冒険や、次の挑戦に向かわせてくれているのかもしれません。引っ越しをしてからも、おつかいは行っているのでしょうか?』

母『もちろん、おつかいに行ってもらっています。おつかいだけじゃなく、お友達のお家へ遊びに行くことも一人で行けるようになりました。はじめはまず道を覚えることからスタートでした。といっても、じいじの家がある私の地元ですから、ある程度は知った道です。それでも、行ったことがない道や、小学生が通るときに守らなくてはいけないルールがある道など一つ一つを確認しながらお散歩する毎日でした。一年生の終わりごろには、お友達よりもたくさん道を知っている子になっていたようで、我が家に遊びに来るお友達に道を教えるために、迎えに行くほどです。女の子が家へ遊びに来た時は帰り道も送って行ってくれます』

ナ『おお~!お兄ちゃん。女の子はきっとうれしいでしょうねぇ。バレンタインにチョコレートがたくさん届くかも知れませんね!!』

母『チョコレートはどうかまだ分かりません(笑)冒険はたくさんできているようです!』

ナ『はじめての土地でも、はじめてのお友達でも、一つ一つ挑戦してクリアーしていったお兄ちゃん。はじめてのおつかいから4年。三年生になったお兄ちゃんは今頃どうしているでしょう』

ナ『弟を守る勇者になっていました!一つ一つの経験が頼もしく成長するための階段のようです。しかし、はじめてのお使いの時にお母さんがそれまで心配していた、慎重で、ためらったり、構えたりする姿はどこへいってしまったのでしょうか?はじめてのおつかいから7年。お兄ちゃんは5年生、11歳になりました。おおきくなったお兄ちゃんは、どんな成長を遂げているのでしょうか?楽しみですね。次回のボンボンさんのnoteで、お兄ちゃんご本人の話を交えてご紹介します。つづく』

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