工夫次第 子どものスマホとゲーム利用 [発達障害児]
学校で視力検査を受けると毎年のようにもらってくる、「病院へ行って詳しく検査してもらってね」というお知らせ。今年も発達障害児、次男がもらってきました。四年連続でございます。
幸い、とても悪い訳ではなくて、これまでは、小児特有の遠視で、特に治療の必要は無いと言われていたのですが、今年は疲れ目によるドライアイ気味だよと言われてしまいました。
YouTubeにゲーム、スマホにSwitch…ブルーライトは目に刺激が強すぎるのでしょうね。そして、瞬きが少なくなるのでドライアイになるのだろうと思われます。
これまでも何度も工夫しては失敗を繰り返してきたスマホとSwitchの利用。なかなか上手く行きませんでしたが、今回は今のところいい感じです!
病院で疲れ目の目薬をもらい、目を休めるように説明しても、そう簡単に辞められませんよ。そりゃあそうです。楽しむためにできているんですから。
それでも、折り合いを付けなくちゃならない。
難しいですね。大人だって難しいんだもの。子どもならば尚更です。
これまでも、様々なことで工夫をしてきたけれど、この問題については、かんたんではなかった。
目が疲れてしまうから、SwitchはTVに繫いでしよう!とか、YouTubeもSwitchやAmazonPrimeで繋げばTVで見れるから。
↑これが本当に嫌がりまして、何度も何度も注意してもその場限り。
よくよく話を聞いてみると、どうやらYouTubeで見ている動画や、やっているゲームについて、父ちゃんにバレたくないらしい。なんか邪魔されたり、イジられたりしてると次男は感じているそうだ。
まあね。分からんでもない。一人で没頭していたいタイプだし、だんだん親がうっとうしく感じ始める年頃でもある。
なので、こんな提案をしてみた。
『朝なら邪魔は入らないよ』
もともと夫は、子どもたちよりも30分くらい起きるのが遅い。
朝早起きして存分に楽しんで、学校に行く時間には終了。範囲を決めて手元での利用を許可するけれど、それ以外の時間帯は何があっても、手元ではSwitchやスマホの利用はしない。いつもTVに繫いでやること。と決めた。
面白いことに、朝の時間は好き放題とした事で、早起きもするし(といっても30分くらい早いくらい)、学校へ行くまでの時間だから、ダラダラと長引く事もないし、すごくいい感じで満足している様子。もちろん、朝の支度が終わらなければYouTubeやゲームを始められないから、支度も早くなる。かなりいいリズムになってきました。
そして、朝の時間に満足感を感じているので、結果的にトータルの利用時間はかなり減ったし、日中のYouTubeもみんなで見たら楽しいものとか、ゲームも兄弟で対戦したら楽しいものとかにシフトできて、ケンカもグッと減りました。
ケンカが減ったことで、兄弟で仲良く外で遊んだり、お風呂に入ったり(←最近お互いに触れ合いたくないのか、思春期だからかずっと避けていた)キャッキャしながら楽しそうにしている時間がびっくりするほど増えました。
これからも調整しながら、上手く付き合っていけたらなと感じます。
『好き放題で、自分で調節可能なのよ!誰にも何も言われないで存分に楽しんでね。でも、あなたの目は大切に。姿勢も気をつけてやってね』と言って、ルールを紙に書いたものを壁に貼り付けて、一緒に確認。
それが7月の頭くらいだったので、半月ほどはこの感じて上手く行っております。長持ちしてくれるといいなぁ。