イギリス飯フィッシュ&チップスを食べてみた!!
『アレルギーがあってもなんとかする!!高校生の人生初イギリス旅行BLOG』
#6
前回は、「エジンバラ」でこんなマックを見つけました!▶
●9/22(FRI), 2023
17:50発のAzumaで、ルーカースへと向かいます。なぜエジンバラから北上するのか。
実は、ルーカースには母の友人が住んでいて、今回はその家にお泊まりさせていただくことになっていました。
お世話になります。
ここエジンバラから約一時間で到着するようです!
エジンバラからルーカースに向かうにつれて、だんだんと空の灰色が濃くなって、雨もひどくなってきました。
着く直前には叩きつけるような大粒の雨だったのですが、車窓の向こうには緑の丘陵が広がっていて、あぁ湖水地方に来たんだな、と風景から実感しました。
ルーカース駅に到着すると霧がファサァァォァーーとふる一面灰色の田舎風景が広がり、そこにはなんの柵もない、ただ線路が直線に伸びただけの湖水地方の風景がありました。
今年の6月に、学校の試験範囲だったためアガサクリスティの短編集「火曜日の夜の集会」を買ったのですが、試験が終わった後もハマってしまい対訳の文で英語を勉強しているのですが、その中に出てくる「金塊紛失事件」がまさにここルーカースのイメージとピッタリ重なったのです。
金塊紛失事件が起こる舞台はイギリスのさびれた漁村で、切り立った崖があり、荒波がそこに打ち付けていていつも曇っている、湿っぽい、そんな場所(実際にはコーンウォール、プロパランだけど)なのですが、実はイギリス旅行の準備をしている段階からもうこのことは想像していて、それがまさに的中したので興奮しました。
旅行にはこの対訳短編集も持っていきました。
そこからセントアンドリュースを過ぎ、クレイルというまさに「漁村」に向かいます。
クレイルに到着
いざクレイルに着いてみると、夜遅く霧が立ち込めていて、暗く、コートが欲しいくらいの気持ち良い寒さで、そこは金塊紛失事件の舞台のイメージに近かったのですが、
さびれている
という雰囲気がゼロで、とても美しい漁村だったのです。
レンガや白塗りの壁でできたレストランがぽつぽつとあって、一本のメインの道路に、まるでミニチュアのようにそういう家が立ち並んでいて、最初は「なんだここは。世界中のみんなが知らない秘境スポットなのでは?」とずっと思っていました。
漁村の夕飯時らしい外の寒さの中、石造りのレストランの中では明るいあかりの中あったかそうな部屋で温かそうなディナーを食べている人たちがいて、もんのすごく食欲をそそられました。
友人の家について落ち着くと、友人おすすめの村のフィッシュ&チップス専門店を訪ねることが決まりました。
時間は夜20:30、その村は閑静で、真っ暗で、冷涼で、すこし霧も降っていて、村にポツンポツンとあるパブからあったかい光が窓から漏れているのがたまらなく食欲をそそりました。
人生初のフィッシュ&チップス
では早速フィッシュ&チップス専門店「Crail Fish Bar & Cafe」をレビュー!!!👉
店内は明るく一面白い部屋で、キッチンでは五人くらいの若い女性スタッフが働いており、入った瞬間からあたたかく美味しい魚の香りが漂ってきました。
なにはともあれ、フィッシュアンドチップスが「乳」と「卵」を使用しているかどうか確かめる必要があります。
店主らしき人が分からなかったので、女性の店員さんに「I want to talk with boss.」と伝えたところ、厨房の奥からぬっとおじさんが現れました。
そのおじさんが店主でした。
で、自分の英語がまだ役に立たなかったため、クレイルに住む母の友人にアレルゲンのことを伝えてもらうと(ありがとう!かっこよかった)、
やはり衣にバターを使っていました。
そこであきらめかけていた時に、、、、
なんと素晴らしい提案をおじさんがしてくれました。
なんと魚本体だけをオリーブオイルと共にレンジでグリルしてくれると言うのです!
ということで人生初フィッシュアンドチップスは、本場の、「フィッシュアンドチップス」に使われる本場の「フィッシュ」のグリルを頂けることになりました。
ちなみによくフィッシュアンドチップスと一緒に食べられることが多いという、「グリーンピースのペースト」はいけるものだったのでそれも食べることにしました。
味は、うん、白身魚だけど、人と雰囲気と場所効果があわさってめっちゃおいしい白身魚でした。あと予想以上にグリーンピースペーストの味が濃く、それが淡白な白身魚と合いました。
ごちそうさまでした。帰国したらぜってえフィッシュアンドチップス作ってやる――――、、、とも思いました(笑)
ということで、もう夜なので母の友人宅で、寝ます。
あしたは海も見てみたい!
次回はクレイルから長年ずっと夢見てたネス湖に行きます。
次のブログでまた会おう!
B.O.M.B.E.S.T.A.K.I.N.I
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