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気になるニュース(2/2)【政治/金融/テクノロジー】
トランプ大統領、大規模な関税を課す
サマリ
米国は火曜日から、メキシコとカナダに25%、中国に10%の関税を実施する計画を発表。これに対し、カナダは1,550億カナダドル相当の米国製品に報復関税を課し、メキシコも追加措置を検討。中国は相応の対応措置を表明し、WTOへの申立も予定。これらの動きは、各国間の貿易摩擦拡大やアジア市場への影響、さらには消費者負担の増大を招く懸念がある。
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インド、スタートアップに10億ドル投資決定
サマリ
インド政府は、スタートアップ支援策として、既存の取り組みを拡大し約10億ドル規模のファンド・オブ・ファンズ(総額11億5000万ドル)を設立することを発表した。同時に、金融以外の全セクターの規制改革を進め、税制優遇措置の延長や原子力エネルギー分野への大規模投資も打ち出している。これらの施策は、技術革新と雇用創出を通じた経済成長を目指すもので、インドの新興企業エコシステム強化と世界市場での競争力向上を狙う。
英国、児童虐待データを生成するAIツールを違法とする法律を制定
サマリ
英国政府は、AIによって生成される児童性的虐待画像(CSAM)の作成・所持・配布を違法化する新法を発表した。これにより、AI「小児性愛者マニュアル」の所持も禁止され、違反者は最長3年、CSAM作成や共有は最長5年、ウェブサイト運営は最長10年の懲役刑が科される。さらに、国境でのデジタル機器検査が可能となり、オンライン上の児童保護強化を図る。