ホスピタリティのあるロボットに大きな可能性
ロボットに触れる機会が増えてきました。レストランの配膳ロボットなどはかなり定着した感があります。最近の傾向は、このロボットが、ホスピタリティを持ち始めているところが面白いです。
すかいらーくのこの猫ロボ。配膳の業務能力が優れているだけではなく、愛嬌があります。ペットのようです。先日、お店で見かけたのは、お母さんと二歳くらいの子供さんの二人組で、子供さんが泣き止まずにいたところ、この猫ロボが音楽とともに登場すると‥‥。
なんと、けろっと泣き止んで、笑顔に。猫ロボはそのテーブルを通過して、奥の席の別のお客さんのところに配膳して戻っていきましたが、その間その猫ロボを目線で追いかけて、ニコニコ顔に。何かこちらまで、ほっこりしました。すごいです。
ネットを見ていたら、イオンモールにこの猫ロボが通路をうろうろ動いていたところ、迷子になっている?と話題になったそう。店内のPR用に使っていたそうなのですが、ファミレスで見慣れたロボットが、我々の生活にしっかち定着し、役割を発揮できているのですね。
このように、ロボットが気になる存在になり、一緒にいて心地良いレベルまで達しており、これは注目すべき出来事と思います。
外食だけでなく、他のあらゆる業態で、人間の代わりにロボットあるいはロボット類似のツールをつかって、リアルな人間を代行し、あるいはリモートから人間が対応するタイプのサービス提供スタイルがスタンダードになっていくと思います。
この論点を研究して、事業組み立てに役立てる予定です。
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