詐欺か？バイナリーオプションの配信グループと投資コミュニティを調査！

バイナリーオプションのグループを信用するのは難しい

バイナリーオプションのグループ・コミュニティはいくつもありますが、勝ち方を教えている団体はいずれも信用するのは大変難しいです。

実は、バイナリーオプションのグループだけでなく、お金を稼ごうと言って参加者を誘うものは、大体が主催者の為だけに行われているビジネスであったり、詐欺なのではないかと言われています。

バイナリーオプションのグループやコミュニティが持たれている疑惑は次の通りです。

①本当に勝てるのであれば、何故それを公開するのか？
②勝てる方法を銀行などに売れば億単位の値段はくだらないのに何故参加者を募るのか？
③偽りの勝ち方を売って参加者からお金を取るだけのビジネスなのではないか？

①本当に勝てるのであれば、何故それを公開するのか？

バイナリーオプションのグループやコミュニティの怪しい点の１つは、何故勝てる方法を暴露するのかという疑問です。

投資は自分のお金を賭けているものの、成功すれば爆発的にお金を増やすことができます。しかし、難易度は非常に高く中には大損してしまったり、酷い場合にはギャンブル中毒になって借金を背負ったという話は枚挙に遑がありません。

失敗すればかなりのダメージを負うわけですから、バイナリーオプショングループの主催者は苦労して資産を増やす方法を見つけたと思われます。

やっとの思いで大金を稼げるようになったのに、それを簡単に参加者へ渡してしまうこと自体に疑問が生じるのは当然です。

好意的に見ると、参加者のために惜しみなく勝ち方を教えてあげている人格者がバイナリーオプションのグループにいたと考えることはできます。

しかし、この場合も問題です。仮に、必勝法やそれに近いトレード方法があるとすれば、間違いなく禁止されます。現実に、海外FXの異業者窓開けテクニック必勝法などは禁止されており、発見次第口座凍結など厳しい処置が待っているでしょう。
このため、もし、コミュニティ内の人間が広めてしまったら、いずれ業者側の人間の耳に届いて禁止されるリスクがあるのは明白です。

そうなると、今度は自分が稼げなくなります。バイナリーオプショングループの人間がこのリスクを見落としているとは思えません。

従って、絶対に勝てる方法を教えるメリットは存在しない事が分かる。。。

②勝てる方法を銀行などに売れば億単位の値段は下らないのに何故参加者を募るのか？

バイナリーオプションは、上手くいけば爆発的に稼ぐことが可能です。
従って、そのノウハウを銀行などに持ち込み、理論や過去の実績を説明して納得してもらえば、販売した時に数十億の利益は十分に見込めます。

しかし、バイナリーオプションのコミュニティには参加費として数万円程度しか徴収していないところが多いです。これは、そもそも売れるようなシステムを持っていないので、銀行に売りようがないからでしょう。

そこで、情報弱者である初心者をバイナリーオプションのグループに誘うのです。。。

③偽りの勝ち方を売って参加者からお金を取るだけのビジネスなのではないか？

もし、バイナリーオプショングループがよく主張しているような莫大な利益を得る方法を知っていれば、主催者はお金に困ることはまず無いはずであり、人に教えるメリットはないすよね？？

従って、バイナリーオプションのコミュニティが詐欺を行う目的で作られたのではないか？と疑問を持つことは重要です。

バイナリーオプションのコミュニティは、参加費を取るだけのビジネスということがバレ、訴訟された例すらあるということはご存知でしょうか。

具体的な手口は、次の通りです。

・情報商材を販売
・入会金を取る
・口座開設方法を指定して紹介料を得る
・オプトイン・アフィリエイト(通信アプリLINEなどに登録させることでお金を得る)を行う
・有料のセミナーに誘う

いずれも、効果があるなら問題になりませんが、実際にはデタラメな方法やツールを押し付けられ、取引に失敗する人が多いです。酷い場合には、ねずみ講に発展します。

何かしらの方法で参加者からお金を取り、それを返して欲しいと言った者に対し、新規参加者を集めれば紹介料を渡すとして、バイナリーオプションのグループ側に引き込むのです。

こうして参加者は、お金を騙し取られる被害者だったのに、奪い取る加害者になった例が報告されています。

バイナリーオプショングループを独自調査した結果

いくつかのバイナリーオプションコミュニティを調査しましたが、全てが危険な要素を持っている可能性があります。

・ここ花の桜グループ
・LUMIC（ルミック）
・InvestorsONE
・スマイルファミリープロジェクト

ひとつひとつ特徴を見ていきましょう。

ここ花の桜グループ

「ここの花の桜」グループは、参加すれば勝率96%のノウハウが手に入るとして参加者を募集しています。

参加は無料なので、ダメ元で入って見れば良いじゃないか？と思うかもしれませんが、ノウハウを渡すにはセミナーへの参加や情報商材の購入が求められる可能性があります。

もちろん、勝率96%という現実離れした成績も怪しいです。参加する際は商材を売りつけられないか？など注意深く確認をとることをお勧めします。

LUMIC（ルミック）

会員数800人を誇るLUMIC（ルミック)は、今回紹介するバイナリーオプションのコミュニティの中で最もサイトデザインがしっかりとしていて、良心的な会社が運営しているような感覚がありますが、参加はオススメしません。

参加費が35万円と、非常に高額で、万一詐欺だった場合にかなりの損害を受けます。また、特定商取引法の記載(住所・電話番号など販売会社の基本的情報)がないため、そもそもこうしたサービスを打ち出すことも許されていません。

本当に会社としての実体があるのか？といった疑問があり、いつ業務停止命令が下ってもおかしくないでしょう。。。

InvestorsONE

InvestorsONEは、サイトのデザインを一新して2019年4月現在かなり綺麗なサイトに変化しております。また、勧誘活動も最近は活発化している印象がありますね。
レビューサイトを見る限りですが、昔はかなり詐欺の疑いが強いグループだったようです。

参加費は40万円とかなり高額で、「参加すれば我々のような豪華な生活ができますよ」といった主張が激しく、具体性に欠けています。

これは、詐欺案件によくある特徴です。コミュニティに参加すれば同じような生活を送れるのではないか？という幻想を持たせつつ、バイナリーオプションの具体的な話を隠すことができるため、グループとしての実体が無い会社でも宣伝活動が可能です。
サイトも一新して、今は良心的に活動をしているかもしれないですが、気になる方は、必ず「プライム会員」の会費がいくらかかるのかは確認しましょう。

スマイルファミリープロジェクト

サイトの見た目から私は拒絶してしまうほど、「危ない情報商材」臭がプンプン。。。

調べた結果、スマイルファミリープロジェクトは参加費が30万円と高く、勝率88%にして再現性100%と豪語しているコミュニティです。

特定商取引法に基づく記載はしっかりとしているものの、レートの動きはランダム性の高い世界ですから、再現性100%なのは疑うべきでしょう。

また、テクニカル・ファンダメンタルズなどあらゆる分析が不要で、パソコンの操作がわかれば大丈夫と言っているのも不安要素です。

正当な会社であれば、分析ができなければ危ないという内容を伝えます。
参加者にはリスクがあることを知ってもらうことが不可欠だからです。
つまり、情報に疎い初心者を狙っている恐れがあります。

詐欺の証拠が無いとしても信用することは難しい

今回紹介したバイナリーオプションのグループは、どれも詐欺の証拠があるわけではありませんが、だからといって信用してはいけません。

なにせ、彼らの主張が本当なら教えてもらう内容は億単位の価値があります。それほどのものを簡単に受け取れるはずがありません。

ただ、教える側にはメリットがないものの、本当に良かれと思って莫大な資産の稼ぎ方を教えてくれる聖人がいる可能性はあります。

しかし、その聖人と、詐欺を働く悪人を判別することができない以上、何かしら裏があるというのを前提に考えるのが適切です。

入会するなら基礎講座や情報交換程度のグループが望ましい

ここまでバイナリーオプションのグループを否定しましたが、あくまでも安易に大金を稼げるという名目のものが危ないと警告しているにすぎません。

このため、最初から勉強を目的とした基礎講座や、ちょっとした情報交換程度のコミュニティなどに参加しても問題良いでしょう。

流石に、「高額セミナーや情報商材にお金を使え」と主張されたら危ないので、騙されない範囲でグループと付き合うのが望ましいです。

私の師匠である方は、初心者に対していつもこう告げております。

「セミナーやツール購入のために〇〇万使うなら、その金額を自分で勉強した攻略法を試して失った方が100倍ためになるし、将来の勝率に繋がる」

人がやらない事をやる
面倒なことにヒントがある
僕に色々質問したい気持ちも、もちろん分かります。

僕もそうでしたから。
ただ、自分でやってみて、努力をした事で自分の力になる
楽して稼ぐ事は不可能だと思っております。

つまり、最終的に勝ち続けるためには、自分の力で勝ちやすい方法を見つけるしかないのです。