見出し画像

日出処(ひのいずるところ)の不思議な不思議な選挙〜つばさの党と黒川敦彦と言う「現象」

去る4月28日に島根、長崎、東京で3つの補欠選挙が行われた。結果は自民党系候補者の全敗。(そのうち2つは不戦敗である)特に東京15区に於いては立民、維新、参政、諸派政党、無所属(都ファ、国民)の9候補が乱立し結局は立民候補が東遷した。しかしこの選挙区結果以上に話題になったのは最下位で落選した「つばさの党」候補者の過激な選挙での行動だった。他候補者が演説をしていると各世紀を持って乗り込み、質門攻めにしたり、他候補の船渠カーをも追い廻したり、他候補の戦況事務所に突撃したり、他候補からは「まともな選挙活動が出来ない」と被害届も複数出されてお3名のミガラヲ拘束した。りません選挙中も何度か警告が堕されていた。選挙が終わると複数の関係各所の所謂「ガサ入れ」を受けており、公職選挙法の選挙自由妨害の容疑で代表の黒川敦彦容疑者他2名を逮捕した。このクロカワという人物活動家としては10年近いキャリアがあり、ここ最近の政治的状況に詳しい者なら周知のちょっとした有名人だった。私が彼の直樹知ったのは自身の元妻が立候補した今治市議選への電話ボラティア「電話勝手連」だった。このシステムは嘗ての友人が好意で構築し渡した電話連絡システムでその後これを「安保関連法反対」の野党系議員のために活用したと言う時だ。(この制作者によると黒川氏がこのシステムを勝手に流用拡大したと発言したと言う噂がある)ご存知の通り自民党は船渠選で勝利し安保関連法案も通ってしまった。黒川氏の個人名が有名になつたのは安倍晋三氏の選挙区に対抗馬として立候補したことだろう。この選挙選で安倍陣営の選挙事務所の前に選挙カーを横付けし、アジ演説を繰り返したり、晋三氏の代わりに選挙カーに乗った昭恵氏を自身の選挙カーで追い回したり今回の選挙でやっていた事の片鱗を見せるような事始めている。(ちなみにこの時黒川氏の応援に入っていたのは山本太郎現参院議員)黒川氏は「オリーブの木」と言う反安倍の緩やかな連合体(このイメージは最初小沢一郎氏がいい始めた)をも結成するが「緩やかな結合体」なのはいいがなんだか何が言いたいのかよくわからない連中の集まりで中には「歴史修正主義】と見誤りそうな陰謀論を言い出す候補者もいて結局一人の当選者も出すことがなかった。このあと立花孝志氏のN党に近づく事になるのだが、(左派系と言われていた黒川氏が右派と言われているN党の立花氏と接近するのは黒川氏と行動をともにし内縁の妻と言われる外山まき氏(現朝霞市議)のはなしによると「(外川氏は)筋金入りの極左活動家だった。一時期は極右のテロ行為が心配で太刀打ちするために金属バットを抱えて寝るほどだった。しかしつまらない事ですぐに内紛を起こす左派に厭気がさし…」とN党と合流した際の合同街宣の際言って入るようだ。作家の古谷氏によると黒川氏は嘗て2冊の本を書いているそうだが内容はユダヤ陰謀論がなんちやらかんちやらと言うかなり怪しげなものだという。黒川氏はリーマンショックにより政治に興味を持ったらしいが「枯れは世代的には典型的なロスジェネ。」(雨宮処凛)である。彼は当初大学ベンチャー企業→独立して投資、経営コンサル業→今治に帰って農業と言う人生を送って欲しいいるようだが田舎にUターンしたのは独立したコンサル業がうまくいかなかったからかもしれない。(ロスジェネは失うものがないから無敵ー雨宮)逮捕後の朝日新聞の記事だったか、それによるとツバサの党には寄付ーそれも四万円以下の少額のものーが多いらしい。その中心は三十代、四十代のロスジェネより下の世代、この国が良かった事を知らない世代だ。この傾向はれいわ新選組なんかの左派ポピュリズムの傾向に近い。反消費税とか左派的な要素、反ワクチンや反グローバリズムなど右派ポピュリズム的な要素も目立つ。即ち一言で右派とか左派とか言えない面を持っている。ここです思い出して欲しいのはカナダの哲学者ヒースの名著「啓蒙主義2・0」だ。これは左派的動機で選ばれる政権が右派的であると言う捻じれだ。我々が何を指針に政権を洗濯機するがの意味だと溢れた「狂気」の中から「正気」を選び出すこと。世の中には「真実」ではなくて心地よい「真実らしさ」をまとったものがたくさんあると言う。それを見極める社会的大衆(リベラルアーツ)の目を夜市なうことである。でなければ待っているのは「ポピュリズムの地獄絵図絵図」だ。


いいなと思ったら応援しよう!