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オリエンテーション開催|”Re:Lightプロジェクト"(西都市地域商社事業業務委託)_R6.6月活動レポート

こんにちは、KOKOKOARAの福島です!
先月は、商品開発に取り組んでいただける方を集めるための説明会を開催し、結果として12組の事業者さん(以下、「事業者」)とともにプロジェクトを進めることに!

今回は6月20日に行った参加事業者とのオリエンテーションの様子を中心に報告します。


オリエンテーションの内容

西都市商工観光課観光戦略係からのご挨拶

商工観光課観光戦略係 係長である名島様よりご挨拶をいただきました。

名島係長は、昨年度策定された「西都市観光マーケティング調査」で指摘されている、西都原古墳群に訪れた観光客に消費を促すための魅力的なモノやコトが不十分であることや西都原古墳群に併設されている西都原ガイダンスセンターの顧客満足度が低いことなどに言及されました。
そこから、西都の観光消費を増大させるために、本プログラムにおける地域産品の開発と体験コンテンツの開発の重要性、参加いただいた事業者への感謝と激励のお言葉をいただきました。

オリエンテーションの目的とゴール

プロジェクトの初動として6/20(木)に開催した初回オリエンテーションでは、まず当オリエンテーションの目的とゴールについて説明しました。

◆目的
地域産品開発Re:Lightプロジェクト参加者の皆さん同士の顔合わせと今後の流れについて改めての説明

◆ゴール
①ライバルでもあり、仲間でもある皆さん同士で切磋琢磨しながら商品を作っていく雰囲気を生み出すこと
②商品開発における今後の流れを把握していただき、二歩目を踏み出すこと

本プロジェクトは始まってしまえば、事業者同士での交流の場はそう多くありません。
しかし、同じ商品開発という難題に挑む事業者の皆さんにはライバルでもあり仲間でもあることを認識してほしいなと思っていました。

そこで、お互いを知り情報交換がしやすい雰囲気を作り出すとともに、いよいよ始まるんだなという実感を持ってもらうことをゴールとし、オリエンテーションを開催しました。

アイスブレイクとスケジュール

まずはお互いが情報交換しやすく、話し合いが活発に行われるためのアイスブレイクを行いました。

今回のテーマは「最近買ったお土産や贈り物」。

オリエンテーションスライドより

アイスブレイクの開始から数秒は少しお互い遠慮しあっているような雰囲気も見られましたが、シェアが始まってからはお互いに質問をしあったりと活発に話す様子も見られるようになりました。

最近買った西都市のお土産や贈り物について、聞こえてくるのはやはり「スイートコーン」。
時期的にも地元の贈り物として購入されている方が多いようでした。

お互いに話しやすい雰囲気ができたところで、これからのスケジュールについてより詳しく説明をしました。

オリエンテーションスライドより

セミナー日程以外は変動の可能性があるものですが、今年度で0から商品開発をするということで、相当タイトなスケジュールになることや今後の動きを把握することでよりリアルに商品開発を感じてほしいということで、記載しました。

コンテンツの説明

オリエンテーション後、1つ目に用意しているコンテンツであるPICKLES ACADEMYについて改めて説明を行いました。

オリエンテーションスライドより

①2日間に分けて、講座を開講していただくこと
②商品を製造する上で必要な営業許可や設備など守りの面を学べること
③マーケティングなどの考え方や販売先とのやり取りを学べること
④ピクルスに限らず、幅広いレシピをそのままもらえること

などをお伝えし、初めて商品の製造に着手する事業者は参加するように推奨しました。

2つ目のコンテンツとして、売れる商品を作り上げるためのセミナーについて改めて説明を行いました。

オリエンテーションスライドより

「いいものを作れば売れるだろう」「価値が分かる人にだけ届けばいい」

こだわりを持って、優れた商品を生み出している事業者からよく耳にするワードですが、”良いもの”が溢れている世の中ではそれだけで売れることはほぼありません。

そこで、売れるものに変えるのではなく、売る方法を考えるためのセミナーであることを説明しました。

販路開拓支援とKOKOKARAの役割

KOKOKARAでは、本プロジェクトと合わせて西都市の事業者が販路開拓を行うための具体的な支援を計画しております。

まだまだ計画段階であり、確定事項として伝えられることは多くありませんでしたが、作るだけ作って売れないという事業者の不安を少しでも取り除くことができればと思い、販路開拓の支援についても触れさせていただきました。

オリエンテーションスライドより

専門家をお招きし、講義を行う上でKOKOKARAの役割が不明瞭になることを防ぐために、念のためにどのように活用していただけるかを説明しました。

オリエンテーションスライドより

ワークショップ

商品開発を行う上で、様々な困難にぶつかることは弊社の経験上、容易に考えられます。

その中で、プロジェクト参加時の想いやゴールなどを明文化し、どこを目指していくのか改めて認識していただきたく下記のようなワークを用意しました。

オリエンテーションスライドより

ワークショップの最後には、各チームごとに光を当てたいと思っている地域産とその素晴らしさをプレゼンしてもらい、最も心に響いたプレゼンターには全体に向けてもプレゼンをお願いしました。

今後、販路開拓をしていく中で商談会や展示会などは営業力も試されます。
メディア露出なども戦略的に行う必要があるため、人の前で人に向けてプレゼンテーションを行う機会は今後も定期的に設けていければと考えております。


全体報告

オリエンテーション参加報告

6月20日(木)15:00-16:30 参加者15名

今後のスケジュール

・7月3日(水)、7月4日(木)10:00-15:00 
‐PICKLES ACADEMY開講 

・7月25日(木)、8月1日(木)14:00-16:00
-永瀬事務所 セミナー開講

次月の活動予定

来月はPICKLES ACADEMYの開講を皮切りに実際のコンテンツがスタートしていきます。
タイトなスケジュール下で商品開発に挑戦してくださる事業者の皆さんを全力でサポートしていきたいと思います。


一般社団法人まちづくり西都KOKOKARA
地域商社グループ プロジェクトマネージャー
福島 亨

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