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兵庫県知事選における維新の会とN国党の二馬力選挙の黒幕について

昨年の初めからこの兵庫県知事問題を取り上げている「子守康範チャンネルch」の子守さんに言わせるとこの問題は些末な部分という事なんですが、個人的に気になりましたので、ブログに書き起こしていきます。
で今回のレポートでは、人気ユーチューバーの「哲学系ゆーちゅーばー・じゅんちゃん氏が「維新岸口と増山が知事選でやったことの悪質さを徹底検証」と題して分析した兵庫県知事選について、維新の会の県議やN国党の立花孝志氏の行動を説明します。
特に、立花氏が発信した情報と、それが選挙にどう影響したか? またその責任の所在はどこか?誰か? を見ていきます。

二馬力選挙の黒幕

1. 立花氏の稚拙な取材活動と情報発信の問題点
N国党立花氏は、兵庫県知事選挙中に「元県民局長が不倫していた」や「犯罪(不同意性交等罪)の可能性がある」といった話を広めました。しかし、その情報の元ははっきりせず、ここにきて、維新の県議である岸口氏や増山氏が関わっていた事がはっきり分かりました。
また、立花氏は「取材」と言いながら証拠の裏付けを不十分なまま話を広めました。例えば、「元県民局長は10年間で10人と不倫していた」と、まさに攻撃型対人論証で斎藤知事を擁護演説、証拠の確認(公用PCの中身)は選挙の後になってからだったというように、不適切な情報発信が目立ちました。

2. 維新の兵庫県議の関与
じゅんちゃん氏の分析では、維新の県議である増山氏と岸口氏は、次のように立花氏に情報を提供していました。

  • 増山氏は音声データ(百条委員会片山副知事の発言・録音)を渡し、「犯罪(セクハラ・不同意性交等罪)の可能性がある」と伝えた。

  • 岸口氏はホテルオークラで「怪文書」を渡し、竹内県議(県民連合)ら政的の黒幕説を吹き込んだ。

この情報提供により、立花氏は「10年で10人不倫」や「犯罪(セクハラ・不同意性交等罪)の可能性」を強く主張し、選挙戦に大きく攪乱するような影響を与えました。

3. 責任は誰にあるのか?
問題なのは、一方的に立花氏のデマの流布と言った言動だけ悪いのではなく、維新の兵庫県議との協力関係によってそのデマを広めてしまった点です。

  • 立花氏は「取材した」「真実相当性が高い」と正当化しながらも、裏取りを怠り、デマを広めた。

  • 増山氏と岸口氏は、証拠が不十分な噂レベルの怪情報を立花氏に渡し、選挙を混乱させた。

さらに、これらの発言の影響で誹謗中傷が激化し広がり、結果、竹内氏が自ら亡くなるという深刻で重大な事態になりました。こうした発言の責任は、いったい誰が取るべきなのか? が問われるべきである。

4. これからの展望や課題
じゅんちゃん氏は、もし、記者らが追及するのであれば、次の点が明らかになるべきだと指摘しています。

  1. 増山氏への疑問:「10年で10人不倫」という話はデマだったが、選挙後、立花氏が訂正したが、この話を最初に広めたのは増山氏ですか?

  2. 岸口氏への疑問:あなたが持っていた「怪文書」は誰が作ったのか? なぜ事実確認という裏取りをしないまま、選挙中にも関わらず文書を提供したのか?

これらの点を明確にすることが今後の焦点となると指摘している。
また、維新の関係者がこうした誹謗中傷を黙認して止めなかった事についても、兵庫県議会や斎藤知事がどのように対応するかが重要です。
今後、この問題の責任がどう問われるのか、引き続き注意して見ていく必要があります。

まとめ
今回の兵庫県知事選では、二馬力選挙によって不確かな情報が広められ、大きな問題になり、単なる選挙戦略では済まされない、選挙自体が歪められ、さらに、人が亡くなるという深刻な事態へと発展しました。

今、この国会でも共産党議員がこの問題を取り上げましたが、誰がどのような情報を発信し、それが選挙戦を左右するというデマなどでしたら、情報提供者と発信者の責任を明確にし、その責任をきっちり取らせることが大切だと思います。

そして、今後の選挙では、二度とこのような事が行われない、公正で正しい情報が使われるようにする事が求められます。
と言うか、そうしなければ民主主義の崩壊へと進んでいってしまうのではないかと一層不安になりました。

私は、兵庫県民集会を応援しています。
兵庫県政の正常化を求める県民集会


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