怠惰を極めると勤勉になる
怠惰を極めると勤勉になる
という言葉を聞いたことが
あるだろうか?
この言葉はマジですごいし、
色々考えさせられることが多かった。
人は怠惰な生き物だと思う。
俺自身もすごい怠惰だ。
俺はアルコール依存症なので
朝からお酒を飲む日も少なくない。
というより多い。
365日中300日くらいは
朝起きてから
すぐにお酒を飲んでいるだろう。
同様に朝起きてすぐに
漫画を読み始める人もいるだろうし、
1日中ゲームをし続けて
終わってしまう人もいると思う。
誰しも必ず、
自分は怠惰だと思う日があるはずだ。
俺の場合、それが特にひどい。
会社員だった時は、
この仕事をどうやったら楽に
終わらせられるとか、
どうやったらサボれるかを
常に考えていた。
20代前半の時から、
楽して生活できる方法を
常に模索してきたのだ。
その結果、
・AWSでサーバー構築&運用ができる
・Adobeソフトは全般使える
・広告を自分で運用できる
・プログラミングがある程度までできる
・自分でHPを作成できる(HTMLやCSSは完璧にいじれる)
・自分でマーケティング戦略を考えられる
・税法や経営に対しては明るい
・LPなどを作るライティングテクニックもある
という、意味のわからない
スキルリストになってしまった。
これがまさしく
怠惰を極めると勤勉になる
ということだと思う。
という、自慢話がしたいのではなく、
俺のように消費者も
怠惰を極め続けて、
勤勉になっているということを
知ってほしいのだ。
広告を出しても
昔のように商品が売れない
以前のように良い商品を作っても
反応されなくなった
という話をよく聞くが、
それは当たり前の話だ。
消費者も怠惰を極めて
勤勉になっている
一昔前にサロンを経営すれば
儲かる時代があった。
それはサロンに通えば
簡単に痩せられるという、
「楽に痩せたい人の怠惰欲」が
そこに集中せざるを得なかったからだ。
でも今のサロン経営は
めちゃめちゃ難しい。
なせかというと、消費者が
サロンに通っても
確実に痩せるわけではない
ということを勉強したからだ。
ライザップなんて
その逆を行く点で利益を上げた
代表的な事例だろう。
(努力して確実に痩せるという
ポジショニング戦略)
これとは別件だが、一昔前に
ホームページを作れば売れる
という時代があった。
それはなぜかというと
ホームページがある会社は安全
だと多くの消費者が信じていたからだ。
でも時代は変わり、
ホームページなんて
見向きもされない時代が来た。
その次に来たのがSNSだ。
SNSで増収増益した企業が増えたため、
多くの企業がSNSを活用するようになった。
でも今は消費者も賢くなり、
SNSさえも信用する人が減ってきている。
ステルスマーケティングや
広告が増えたためだ。
インフルエンサーでさえも
一昔前より信用が無くなってきている。
(色々割愛)
結局、そうやって消費者も
怠惰を極めて勤勉になっているのだ。
人には怠惰欲がある。
楽して〇〇したい!
という欲は無くならない。
楽して痩せたい
楽して儲けたい
楽して資格を取りたい
楽して若々しくなりたい
楽して…
俺も経理作業とか
事務作業とかめんどくさいから
色々なことを外注している。
楽するために
あらゆるサービスを使っているから、
楽したいという感情が
悪いことではないと思ってるし、
世の中は人間の怠惰欲のおかげで
発展してきた側面もあるので、
むしろ良いことだと思う。
しかし、販売者は
常に意識した方が良い。
消費者もちゃんと学習していて、
販売者が勉強し、
ビジネスを改善しなければ
経営が厳しくなっていくという現実を。
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