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冬の匂い(日記)
今年もかなり冷えてきてそろそろ冬かなと思うようになった。呼吸をしたときに肺に入る空気が冷たくて冬の到来を感じた。
衣替えもして今年はパジャマを新調した。もこもこでポケモンのゲンガーが描かれたパジャマに一目惚れをして思わず衝動買いをした。
去年から親元を離れ暮らしていたので家具があまりないのだが、今年は流石にこたつを買った。むしろ去年はこたつもヒーターも無いのに年を越せたものだなと少し感心した。
冬の到来を感じるのは空気や気温だけではない。なんだかカップルが急に増えるのだ。多分増えているのではなくて寒いからくっついているせいで、目につきやすくなるのだろう。暖かそうで羨ましいなと思う反面、外じゃなくて室内で遊べばいいのにとも思う。私は今年も1人だった。悲しい。
冬は私の大好きな季節だ。私自身かなり汗っかきなので夏は本当に嫌いなのだ。春は桜がきれいだし、秋は紅葉がきれいだ。だから好きではあるのだが、冬の何もなくなってしまった自然も大好きなのだ。日本の木々はほとんどが枝だけになって、その枝に人工で光をつけるイルミネーションをする。それが好きなのだ。澄んだ空気には本当に光がよく映える。街全体がなんでか浮かれているような、そんな雰囲気が大好きなのだ。
ふと思ったのだが、四季の匂いをなんとなく感じることがある。冬は澄んだ空気が街全体を冷やしているような、でも冷蔵庫みたいな人工の冷気とは違うそんな空気の匂い。街が冷え切って人も心なしか少ないような、そんな匂いや雰囲気が良い。
夏の人が溢れかえって蒸されている様な匂いとは全く違う、人の体臭とかではない人工物の香りが冬はよく匂う。それがなんだか冬の到来を感じさせて、少し寂しくもあるが嬉しくもある。
うまく言語化が出来ていないので書いていてムズムズする。みんなはどんなときに四季を感じているのだろうか。気温だけではもったいないと思うので、うまく言語化していきたい。きっと私はこの先、何回も冬の到来を感じるのだろう。その度に言葉にしていきたいと思った。