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シャントについて

二分脊椎の影響で水頭症があって、髄液を流すために頭部から腹腔へとシャントが入っている娘。

生まれる前から頭が大きい気がすると、産婦人科の先生に指摘され、大学病院へと移った。

帝王切開で産まれ、脳外科の先生にすぐに手術をしてもらった。手術は大成功。臨時的な減圧の管を入れて帰ってきて、うまくいけばシャントは必要なかったが、約10日後、頭の中に埋めこむシャント術を行った。

磁石で、圧が変えられるタイプのシャントでこれがちょいと厄介。磁石というものは、あらゆるところにあり、後頭部に当たらないようにという注意点がある。冷蔵庫、電子レンジ、、、
キッチンは、強力磁石がいっぱいだ。

2歳くらいまでは、圧がうまくいかず、意識を失ったりしていたが、いつのまにか馴染んで、今のところトラブルなく、シャントが入っていることも忘れて生活しているほどだ。

気をつかう時は飛行機✈️に乗った時。気圧のせいか、必ずといっていいほどボーっとなり、吐く。飛行機降りたらケロッとしているのだ。まだまだ遠出は恐れ多い。

車酔いも酷かった。2年くらい慣れさせてようやく吐かなくなってきたが、最初は車に乗るというだけで、気分が悪くなる程だった。あの揺れがいけないのか?匂い?どうやら、三半規管はおかしいようだ。

なんだかんだ言っても、見た目にシャントが入っている事は分からず忘れて生活しているほど、からだの一部になっている。一度、4歳の時、圧が強くなっていて入院したが、このままトラブルなく祈る🙏ばかり。

身長が伸びたら管の長さが足りなくなるので、もう一度手術をしなければいけないが、まだまだ先っぽい。娘は、いつ手術するのか、脳外科の先生に質問していた。

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