お盆休みの終わりに
まるまる9日間、お盆休みでゆっくり夫婦それぞれの実家に帰り、読書も色々捗ったので、つらつらと書いてみる。
ぐるぐる、ぐるぐる
前のGW休みのときに、自分の中で大きな気づきがあってたくさんnoteも書いたのだが、残念ながら7月からお盆休み前までは以前のように公私ともにあまり上手くいかない日々が続いていた。自分の軸、大事にしたいことはブレブレ、未来に希望もあまり持てない感覚でまあまあ精神的に辛い状況だった。
このGWは、マルクス・アウレリウス・アントニヌスの自省録や河合隼雄の幸福論や、ボクサー村田の記事を読んだ。人生初の落語を生で見る体験もした。2000年前の偉人が現代人と同じように葛藤し、自分を鼓舞してる言葉にはやはり心を揺さぶられたし、河合隼雄の文章も、特に「人生学」という考え方はテンション上がったし、自省録に感化されて失敗を成長に繋げた村田の話は何度読んでも感動したし、落語は押し寄せる笑いの波に爆笑しながら泣いたし、努力の積み重ねを感じる職人芸に嫉妬レベルのリスペクトを感じた。
何か読んで気づくことはいつも同じ。感化されて、変わって、またいろんなことが起きて、いろいろ感じて、同じように悩んで。
ぐるぐる、ぐるぐると、同じように、同じところをまわってる気がする。成長はともかく、前進してるんかな?という感じ。もう33やぞ、自分。
ただ、いろいろなものに触れて、一度捨てた「こうあるべき」はやっぱり「こうありたい」だったのかも、という気づきと、もう一度それを大切にしてみようかな、という生の感情は収穫かもしれない。
あと、家族とゆったり時間過ごせたのも含めていい休日だった。
それでも、生きてゆく
満島ひかりと瑛太が出てる、大好きなドラマのタイトル丸パクリ。
いろいろあれど、それでも明日から仕事は始まるし、明日からも子育ては続くし、いろいろ起きるし、たぶん、またいろいろ悩む。
むやみやたらに「休日でめちゃくちゃリフレッシュしたから、明日から気分入れ替えて見違える日常に!」と意気込む気分ではないけれど、この言葉を糧に頑張ろうと思えた自省録の文章で締めておこう。
つねに信条通り正しく行動するのに成功しなくとも 、胸を悪くしたり落胆したり厭になったりするな 。失敗したらまたそれにもどって行け 。そして大体において自分の行動が人間としてふさわしいものならそれで満足し 、君が再びもどって行ってやろうとする事柄を愛せよ 。
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