シロ

ランチタイムにサクッとエッセイを書いています。平日の昼休みに不定期更新。

シロ

ランチタイムにサクッとエッセイを書いています。平日の昼休みに不定期更新。

最近の記事

無理ができない、ワーカホリック。

無理ができない身体になってしまった。体力的にも、精神的にも。 わたしは、仕事人間だった。 社会人になったのは平成になってからだけど、ある意味「昭和的」な仕事人間だった。 残業100時間どんと来い!24時間働けます!自分、行けます! プライベートでこれといった趣味もなかったので、家でボケーっとしてるよりは、と勝手に休日出勤して上司に怒られたりもした。 そのうち過重労働で心身ともに不調になり、遅刻早退が増えてそのまま退職。しばらくゆるーくフリーターをしたのち、知り合いがいる今

    • 一日一善…英語で2連続?

      英語が得意!というわけではないけど、日常生活程度には理解できる。 ランチを買いにコーヒーショップに行くと、レジの前に少し行列ができていて、わたしは観光客と思われる青年二人組の後ろに並んだ。 そのうちの一人が席を取りに列を離れたとたん、もう一人の彼がなにかを「ボトッ」と落とした。イヤホンをしてたわたしでもその音が聞こえるくらいだったのに、彼はまったく気づいていないよう。ちょっと勇気を出して彼の肩をたたき、 「Is it yours?」 と声をかけた。彼の物だとは当然わかって

      • 人の結婚を祝えない人間にはなりたくない。

        わたしは、結婚しないことを決めている。 理由はいろいろあるし、書き始めると時間が足りなくなりそうなのでここでは割愛するけど、とにかく、結婚する意志はない。 (できないんじゃなくて、「しない」ということは強調しておきたい) ある日、ある集まりのメンバーだけが見られる非公開のSNSを覗いたら、その中のひとりがこんな投稿をしていた。 「というわけで、結婚しまーす!」 その言葉といっしょに、おそろいのTシャツを着て背中を向けてガッツポーズするツーショットが載せられていた。 そ

        • 防災訓練はマジメに受けよう。

          小学生のとき、防災訓練があった。 その時間は担任の先生ではなく、別の講師の先生の授業中で、突然教室のスピーカーから、サイレンと「防災訓練です」という放送が流れた。 でも、わたしたちのクラスは、その日その時間に防災訓練があることを知らされてなかった。 突然鳴り響いた放送にビックリしたのと同時に、誰も知らされていないサプライズ防災訓練にちょっとテンションが上がってしまった我々6年1組は、講師の先生の「机の下に隠れて!」という言葉を無視して、大声で騒ぎまくった。 その後、避難

          『わたしがこの会社を必要としてるから、会社がわたしを必要としてるかどうかは考えない』

          ドラマ「無能の鷹」第1話で、菜々緒さん演じる鷹野が放ったセリフ。 このシーン、原作でも読んだことあったんだけど、菜々緒さんが実際に声に発して言うと、読むより俄然説得力があるなぁと思った。 わたしは今、建築の仕事に携わっている。 設計もするけど、それより図面をチクチク描いていく作業や、細かい法規や条例を調べたり、どちらかと言うと「設計職の人があまりやりたがらない方」の仕事が好きだったりする。自分でもその方が合ってると思う。 そんな(同業者にとっては)地味と言われる業務ばか

          『わたしがこの会社を必要としてるから、会社がわたしを必要としてるかどうかは考えない』

          ヒトカラ、デビューしたい。

          わたしは、音痴だ。 3歳からピアノを習っていたので音感はそれなりにあるし、先生が弾いた和音をすべて答えられる程度の「絶対音感」的なものもあった。 でも、歌うとなると話は別。 自分の思っている音感やキーの高さに、自分の声が追い付いていない。 人生で初めてカラオケに行ったとき、あまりの「歌えなさ」にものすごいショックを受けた。 昔から、歌は好きだ。 小さいころは工藤静香に憧れ、母のヘアスプレーをマイク替わりに歌う真似をしていた。学生時代はまさにコムロ世代で、カラオケも全盛期

          ヒトカラ、デビューしたい。

          人は急には動けない。

          先日、自宅マンションの火災警報盤が鳴った。 休日の、まあまあ遅い時間で、TVを見ながら完全にくつろいでいたところ、部屋の警報器が「ピーコン、ピーコン、火事です、火事です」と鳴り始めた。 定期消防検査の立ち合いで音は聞きなれていたものの、突然鳴り出すとやっぱりビックリする。 玄関のドアを開けると、他の部屋の住人たちも顔を覗かせて「なんですか?火事ですか?」と口々に聞いている。 わたしの隣の部屋の住人も出てきた。まさかなタイミングの初対面…。 (ワンルームマンションなので、基本

          人は急には動けない。

          神ヘアケアとの出会いは、突然に。

          ここ半年ほど、髪質の変化に大変困っていた。 いろいろな体の変化を、「年齢のせい」と言い訳したくはないけれど、きっとやっぱりそうなんだろうなぁ、と思っていた。 細くなったり、ボリュームがなくなったり、ハネたり、うねったり。 ミセスがパーマをかけたり、ショートカットにする人が多いのは、そのせいなのかな?と、自分事になって初めて気づいた。 わたしの場合は、とにかくうねりがひどい。 とくにここ半年ぐらい、左側だけが段がついたようにうねる。 ボンッ、ボンッてかんじ。横にすると丘が二

          神ヘアケアとの出会いは、突然に。

          洋楽が好き。

          仕事中は、音楽を聴いている。 事務所ではラジオが付いてるけど、今は基本的に在宅勤務なので、ひたすら音楽を流している。 ラジオ、実は苦手なんだよね。喋ってる声が頭の中にダイレクトに入ってくる感じで、集中力が続かないことがあるから。 同じ理由で、音楽も、邦楽より洋楽を聴いてる。 歌詞を追うこともあるけど、ほとんどはBGMとして聴いてる感じ。 でも、自分のプレイリストの曲をひたすらリピートしてると飽きてしまうし、Spotifyみたいなストリーミング系も苦手だし、なにか「エンド

          洋楽が好き。

          涙腺崩壊したドラマ、かぞかぞ。

          アラフォーにもなると、涙腺がバカになる。 ついこないだまでハマっていたNHKドラマ「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」(通称「かぞかぞ」)をNHK+で毎週楽しみに見てた。 もともと、岸本奈美さんのエッセイは大好きだし、去年BSで実写化されると聞いたときは、BSの見方がわからない自分を呪うほどだった。 地上波バンザイ。 あらすじは省略するとして、エッセイのエピソードを織り交ぜながらの、フィクション(ファンタジー?)ありの展開で、とても楽しめたし、終わってし

          涙腺崩壊したドラマ、かぞかぞ。

          ランチタイム・エッセイを始めてみる

          急に思い立った。 「仕事の合間のランチタイムに、サクッと書けて、サクッと読めるエッセイがあったら、おもしろいかも」 文才もないし、語彙力もないけど、日々の少しの刺激になれば、 自分のこれからも少し見えてくるかも。 うまく、言えないけど。 毎日の更新は「義務」になってしまうから、 できるときに、できる分だけ。 せっかく思いついたから、やるだけやってみよう。 どれくらい続くかな?笑

          ランチタイム・エッセイを始めてみる