A Perfect Day for You
僕には余裕が無い、みんなにはあるのに。みんな余裕がある人が好きらしい、僕も好きだよ。
みんな余裕なんか無くしちゃえばいいのに、それで余計な事言っちゃって傷つけ合えばいいのに、そしたら僕もまぜてよ。
僕は顔が可愛くて、明るくて、おっぱいがおっきくて、まっすぐで明るい女の子が好きだ。それでいつも僕の頭を撫でてくれて、全肯定してくれて、いつでもセックスしてくれて、授乳手コキしてくれて、ヒステリックなんて起こさないし、面倒なラインもしてこない女の子が好きだ。
僕には余裕が無い、みんなにも無いのに。
だけど明日からは余裕のあるフリをしなきゃいけない。だってみんな余裕のある人が好きだから。
タバコが切れた、僕にはお金もない、だけどコンビニでジュースを買ってる。
僕には顔がない、心もなければ体もない、明日もなければ、苦労もない。
僕は世界を愛してるんだ、みんな好きなんだ、本当の本当だ。嘘なんかついてない、だけど本当に嫌なんだ。セカイしか見たくないんだ、怖くて堪らないんだ。つまらなくて退屈なんだ、全てに飽き飽きしてるんだ。
目なんか見えなくていい、耳なんて聞こえなくていい、だから今日だけは僕を殺さないで。
今日だけは僕を信じてよ、意味なんてないんだからさ。今日だけは僕の言葉遊びに付き合ってよ、軽い言葉と眩しいセカイにクラクラしてよ。嘘でも良いから痙攣してよ。
普段だったら恥ずかしくて言えないけど、だって今日は多分「君にうってつけの日」だから。