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社会福祉を学ぶ大学生のインタビューを受けて。発信と「支援者の支援」の関係とは。

精神保健福祉士の和賀です。

株式会社ニイラもお陰様で5期目となり、色々な問い合わせメールが来ます。多くは営業ですが、時々素敵な出会いに繋がります。今回もお問い合わせメールからご連絡を頂き、大学4年生の卒業論文のインタビューの依頼がありました。

これまでご縁のある大学ではなく、誰かのご紹介でもなく、学生さん自身が私を見つけてくださったようでした。文面を読んでまず最初は「見つけてくれてありがとう!!」と思いました。そして、もちろんインタビューを受けますと返信してオンラインでインタビューを受けました。

初対面でしたが、なんだか自分の学生時代や卒論の時のインタビューを思い出して、親近感を覚えると共に、私を見つけてくれたことに感謝しつつ楽しい時間を過ごしました。

事前に私のnoteなど発信していたものを読んでくれていました。
そして、今回のインタビューは音声メディアでの発信の観点もあったので、Podcastも聴いてくれていました。Podcastはメモを取りながら聴きました!とそのメモを見せてくれたりもして、嬉し過ぎて私のテンションも爆上がりました。

何よりも事前に共有してくれた質問の内容が、本当に本当に素晴らしい観点で思わず何度も読み返しました。大学4年生でこの観点に行くとは、どんなストーリーを持っているのだろうとシンプルに思いました。

なぜ、支援者の支援や音声メディアに着目したのかなど学生さんの話を聴きました。そして、国家資格は受験するけれど一旦すぐに福祉職の仕事はしないつもりだと。
それは、実習中に自分の中に起こったことが大きな要因で、このまま資格を取ってすぐに福祉職として働くのは抵抗があると。

自分の中に起きること、その背景やストーリー。自分が思い描いていたことと、目の前に起きる現実のギャップが大きいこと。そして、自分の中に湧き起こる感情は絶対に無視してはいけない。

学生さんの話を聴いていて、自分自身に起きたことを話せる強さも感じたし、何よりも「今はやらない。いつかタイミングが来たらやる。」という選択を自分で出来たことがすごいと思います。
どうしても、親の顔が浮かんだり、せっかく大学に行ったんだし、実習も行ったし、国家試験も受けるし、と流されてしまうことが多いのではないかと思います。

自分で今は違う、と思って立ち止まれること。
実は出来るようで出来る人が少ない気もします。人は人と関係しながら生きていて、その中で応援されたり、期待されたり、と自分だけでやれていることは少ないと思います。
辞めたり、一旦やらない選択をすることは、その応援や期待を裏切るようだと感じてしまう人が多いと思うのです。
シンプルに勇気がいることだと思います。

今回、学生さんの卒論の観点の素晴らしさと、そして学生さん自身の選択を聴くことが出来て私はとても温かい気持ちになりました。
「いつか、福祉職をやる時には和賀さんの支援者の支援を受けたいです!」と言ってもらえただけでもう充分です。

私は発信をすることをすごく意識してやっている訳でもなく、書くのがとても好きなので書き続けています。一方で、発信し続けている状態となりキーワードで検索したりすると出て来たというように、見つけてもらいやすくなるんだと思いました。始めた当初はそんなことが起こるとは思っていなかったので、今回見つけてくれた学生さんに感謝を込めて。

【イベントご案内】


今週です!
11月20日水曜日、独立型精神保健福祉士同士のイベントです!
https://socialwaker-hug.peatix.com/

11月29日金曜日、ゲストHUG 里親としての想い。実際に里親として子育てをしている方のお話は聞く機会が少ないと思います。
ぜひご参加お待ちしています!

https://guest-hug.peatix.com/

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