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ソーシャルワーカーへの道のり。大正大学で社会福祉を学ぶ1年生の講義を終えて。
精神保健福祉士の和賀です。
母校の大正大学で、社会福祉を学ぶ1年生のゲスト講師として講義に毎年呼んでもらい早いもので今年も4回目となりました。100分の講義時間の2コマ200分担当させてもらうのですが、時間配分を考えておかないとグダグタになってしまいます。聴いてくれる学生さんを飽きさせないためにどうしたら良いか。年に一回とはいえ、私にとっては毎年の天王山といえるくらい、毎回チャレンジングな気持ちでやらせてもらっています。
お題は、ソーシャルワーカーへの道のり SWを業とする専門職のキャリア形成 専門職としての「自己実現」を考える、です。
なかなかのお題を200分頑張りました。私自身も現役のソーシャルワーカーであり、ソーシャルワーカーとしての道のりを今まさに歩いている最中です。そんな私が社会福祉を学び始めた学生さんに伝えられることは何か。
私のキャリアと、ソーシャルワーカーとは何する人か、在り方とは、という内容での講義を組み立てました。4回目の今回は、これまでの内容を少し見直してライフストーリーをベースに、聴くことと話すこととを体験しながら講義を進めました。
私はスライドはとにかく文字を少なく、枚数も少なくをモットーにしていますが、今回は、個人ワーク、グループワークを入れてもスライドは40枚前後の渾身のスライドとなりました。終わった後は完全に魂が抜け、幼児並みに早めに就寝しました。自分でもどれだけ気合いが入っているのか、また入りすぎているのか自覚できた翌朝でした。
毎回思うのですが、大学1年生だからといって何にもわかってないとか、そんなことは全くなく。粗々なところはあるにせよ、だからこそ良い気づきや質問から私が教えてもらうことがたくさんあるのです。講義の間や終わった後に何人か話したくて来てくれた学生さん達は、これまたとてもかわいくて素直で、質問も話もそれぞれ自分の気持ちを話してくれます。そして、毎年1人は話しながら泣いてしまう子がいるのです。その涙はとてもピュアであり、私もじわじわと感じるものがあります。
何か私の話を聞いて、フックになるものが生まれたなら、それがこれから福祉を学び、福祉職で進む時に背中を押せるものであったなら嬉しい。いつか、彼らと一緒に仕事をする日が来たり、ニイラでいづれ雇えるようになったなら本望だなと思います。
また、今年、一般社団法人ジュガールを立てて支援者の支援として個人のインタビューを重ねて来て思うのことは。ソーシャルワーカーとして仕事を作ることと同時に、支援者の支援は両輪として必要なこと。今回の講義を組み立てながら、そして講義をしながら改めてその大切さを実感しました。
講義の後、魂は抜けても自分へのご褒美は忘れずに、お気に入りのカフェで10月限定のモンブランを食べて帰りました。
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【イベントご案内】
10月27日の日曜日、オンラインにてイベントを行います!
https://guest-hug1027.peatix.com/
https://socialwaker-hug.peatix.com/
【お知らせ】
株式会社ニイラでは、個人向けの相談サービス「HUG」、働く人のメンタルヘルス「福利厚生としてのHUG」、誹謗中傷を我慢しない「インフルエンサーのためのメンタルヘルス」の3つのサービスを行なっています。
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