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進撃のマスク警察
神戸市健康局の男性課長級職員が、職場でマスクをせずに同僚と会話していた部下を叱責し、胸ぐらをつかむなどのパワーハラスメントを行ったとして、停職2日の懲戒処分を受けたことが分かりました。
マスクを着用していないことに対する怒りから行われたとされるこの行為は、社会人としての意識が低いといった理由から行われたものであったと報じられています。また、この職員は別の部下に対して、緊急性のない業務指示を無料通信アプリ「ライン(LINE)」で送ったことも明らかにされています。
こうしたパワーハラスメントや過剰なマスク着用を強要する「マスク警察」の存在については、一定の批判があがっています。個人の自由や人権を尊重しつつ、適切なマスク着用を呼びかけることが求められるといえるでしょう。