生産時の二酸化炭素排出量がガソリン車より電気自動車の方がはるかに多い事実
今回は、「CO2排出枠ビジネスのカラクリ」について、Dr.苫米地さんが語った内容をご紹介します。
まず、Dr.苫米地さんは、CO2排出枠ビジネスがどのようなものか説明します。このビジネスは、企業が排出可能なCO2枠(クレジット)を国や政府から購入し、CO2を排出しても大丈夫な枠の中で事業を行うというものです。この制度によって、CO2排出量を削減することができるとされています。
しかし、Dr.苫米地さんは、このビジネスについて疑問を投げかけます。実際に、このビジネスによってCO2排出量が減っているのか、ということです。実際には、CO2排出量はあまり減っていないのに、企業が枠を買い付けているという現状があります。このため、このビジネスは単なるお金のやりとりにすぎず、CO2削減にはあまり効果がないとされています。
さらに、Dr.苫米地さんは、電気自動車についても言及しています。電気自動車は、ガソリン車に比べてCO2を排出しないため、環境に優しいとされています。しかし、生産時には多くのCO2が排出されるため、生産においてもCO2削減が求められます。
このように、CO2排出枠ビジネスは環境に配慮するという意図があるものの、現状ではあまり効果的な方法ではないとされています。また、電気自動車についても、生産時にもCO2削減が求められるということが指摘されています。今後、より効果的なCO2削減の方法が模索されることが期待されます。
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