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詩集

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口語散文自由詩
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#note毎日更新

お金遣い

思ったよりお金を使ってしまった 残高を見て振り返ったが はて ではどこを削れたかというと…

揺れるとブレる

写真を撮る時は、 揺れている花を イヤだなと思った。 だって一瞬を切り取ると 写真がブレ…

4

秋空

秋になると 空の質感が変わる 天一面に広がる うろこ雲 肌質を確かめるように さわってみ…

2

水の音

ずっと聞いていたい 川のせせらぎ 水の音を なぜ こんなにも 心地よく感じるのだろう

4

詩が浮かぶまで

僕にとって 詩は 意図的に「作る」より 自然と「浮かぶ」もの 今日の出来事や 触れたもの …

サンタという存在

ドキドキしていた 欲しいものをくれることにでななく 僕の願いをわかってくれる ということ…

1

忘れてたことを思い出すのは

忘れてたことを思い出すのは 自分の力じゃない気がする 誰かが僕の脳に向かって 落とし物を投げ入れてくれたような感覚 ──スポン ガス止めるの忘れてた! 危ない危ない

山を降りるとき

山を降りるとき 初めて見えるものがある 頂上を目指し せっせと登っていた時とは 反対側の…

秋の姿

木々の色づきを見て 染まらない木が隣にあったことを知る 夏には同じ緑でも 秋の姿は賑やか…

5

歩いたあとは

たくさん歩いたあとは 足がじんわりとあったかい 好奇心に駆られて 行きたい場所へ向かった…

1

掛け布団

木々が次第に色づき始め 久しぶりの掛け布団 温かさと 少しの重みが心地よいので まだ寝る…

6

雨はどうして

僕らはどうして雨に打たれるんだろう 雨が地球に必要なものなら 僕の体も雨水を皮膚から吸収…

ノド

ノドは案外デリケート 乾燥 ウイルス 声の出しすぎ ちょっとしたことで赤く腫れ 体の異常を…

ボクの図書館
2週間前
1

理想の選挙

北に震災あらば 迷わず助けに行き 東に痴漢あらば 性別に関わらず被害者の味方をし 南にイジメあらば 迅速に加害者を隔離する 西にメディアの洗脳あらば 許さず牙城を崩しに行き 宗教による支配はなく 市民感覚を持つ者しかお上になれず 善良な労働者がいつもぐっすり眠ってゐられる そういう政党を私は推したい