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人生は「偶然と努力」で、できている? これらをうまく楽しみたい。

ドラマを2、3本同時並行で見る趣味があって、韓国ドラマの「財閥家の末息子〜Reborn Rich〜」(2022)と「涙の女王」(2024)と、アメリカの「SHOGUN将軍」(2024)を見ていた。前の2つが見終わった。

韓国ドラマの前者は知り合いにおもしろいよ、と言われ。結果、自分には合っていて面白かった。かなり面白かった。そして、後者も悪くない。ちなみに前者の主人公はソン・ジュンギさん。後者はキム・ジウォンさん。そして「SHOGUN将軍」も面白い。


暇な土曜にドラマばかり見ていないで頭も使わなければ、と律して、本棚を眺め、手に取り、ぱらぱら本をめくる。”ばらばら発見”を求めて。

で、「ブッダのことば」(中村 元訳、岩波書店)のぱらぱらに行きつく。


「五四 ~太陽の末裔(ブッダ)のことばをこころがけて、犀の角ようにただ独り歩め。」が今日は目についた。

なお、この「犀の角ようにただ独り歩め」というくだりが何度も登場するのですが、強いメッセージをボクは感じます。人生は最後は結局は孤独。孤独に耐え強く歩め。あるいは、悩みはすべて人間関係から、独りに耐えて楽しもう。あるいは、自らが動かないと何も変わらない。人生は行動の結果、歩み続けよう。(単独行動する)インドサイのように、そしてそのカラダの、顔の前にそそり立つ鋭く固い角のように。何とも納得できる比喩。


他でも「太陽の末裔」の記述が目につく。

「四二三 姓に関しては<太陽の裔>といい、種族に関しては<シャカ族>(釈迦族)といいます。王さまよ。わたしはその家から出家したのです。欲望をかなえるためではありません。」

「九一五 〔問うていわく、ー〕「太陽の裔である仙人(ブッダ)、あなたに、遠ざかり離れることと平安の境地とをおたずねします。修行者はどのように観じて、世の中の何ものをも執することなく、安らいに入るのですか?」」

ということで、ブッダは「太陽の末裔」なのですね。前読んだときは特に気にならなかった。。。


そして、学びの時間は終り、とドラマ探しに戻る。

知り合いからは「カーテンコール」がいいよ、と言われ、一つは確定。他に何を見ようかと探していると、同じソン・ジュンギさんとキム・ジウォンさんが出ている「太陽の末裔」なるものを発見。2016年の作品。ちと古い。

しかし、こういう偶然の重なりは、それは見なさい、という人生のメッセージと受け取ってしまいます。ということで、新たに追加する2本が決まり。


偶然が重なると縁をどうしても感じてしまいます。人間関係も、モノも、なんでも。知り合いになりたい理由、購入したい理由、時間を使う理由、行動に移す理由。「外」から欲しいものです。内から来ているようで実は「外」から影響されているだけ。偶然が重なると運命かのよう。

本当にそれに影響され切っていいのか、立ち止まりたいところですが、偶然のチカラはパワフル。人生を左右。

今回はたかが、ドラマ選び、ですが、それを見て自分の人生にどう影響するかはわかりませんものね。ドラマ自体も偶然を巧みに使って物語るから、視聴者がわくわくします。


人生は「偶然」と「努力」でできている? と思ったのです。両方を楽しみ、巧みにコントロールすると良質な人生のような。。。

でも、外からやってくる「偶然」は容易に受け入れるが、「努力」はなかなか難しい。自分を鼓舞し継続行動させるのは、好きなことに邁進しているとしても、難しい。

「犀の角ようにただ独り歩め」は、なかなか難しい。だからこそ、感銘を受けるのかな。再度、実行しようと心に留めるのでした。

なんてこじつけでした。


お読み頂きありがとうございます。
(v9_67)


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