見出し画像

大前研一⇒パウシュ教授(余命わずかの感動講演)⇒夢の叶え方(素敵なリーダーになりたい編_v4-82)

大前研一氏の動画を見ていて、カーネギーメロン大学教授(当時)のRandy Pausch(ランディ・パウシュ)さんのスピーチの話が指摘されていた。「最後の授業」と呼ばれるもの。とてもすばらしいから見てね、感動するよ、って。

このスピーチは1年ぐらい前の2007年の話。ボクも本を読んで(本にもなっています)、動画も見て、当時とても感銘を受けた。癌を宣告されて余命数ヶ月のパウシュ教授の「最後の授業」。

47歳で亡くなられたVRの世界で先駆的なコンピューター科学の教授。カーネギーメロン大で若くして終身教授となった方。このスピーチ、余命数ヶ月とは思えないのです。そして明るく、研究を楽しみ、自分の夢の追求に愚直に取り組み、壁が来ても乗り越えるマインド、仲間を大切にする姿勢が、楽しく紹介されています。

人生楽しまないとね。余命数ヶ月の今でも毎日楽しんでいるよ。それしか方法無いしね。と。このスピーチの10ヶ月後に亡くなられます。。。

特に感銘を受けたのは、夢の実現のためにどんな壁が来ても、それが本当に実現したい夢ならば、壁を乗り越えられる、なんて、ありがちなことではない。

正しいことをして生きていれば、夢はかなうよ、ということ。夢の実現の方法を語っているようで、実は、正しい生き方を伝えていました、とのこと。

・仲間の夢も実現させるようにがんばらないといけないよ、とか
・イヤなひと?でも助言・批判は役立つよ、批判ってすばらしいね、素直に受入れよう。とか
・親や先生、生徒への感謝の気持ちを忘れたらいけないよ。とか
・人は皆良い点を持っている。長所がある。一番いいところ見ようね。悪いところしかない人間なんていないんだもの。付き合っていると必ずあるからね。とか
・困ったときは助けを求めよう、1人で出来ることは限られるからね。とか

正しく生きると夢は叶うんだよ。って。生き方が大切だよ。って。逃れられない死を間近にしての、まだまだ47歳という若いパウシュ教授の言葉。なんと言っていいのかわかりません。。。こんな素敵なスピーチを残してくれて感謝ですね。

彼が指摘してくれるような正しい生き方をしてみよう、と感動して、そう思った15年前。彼のスピーチにも影響され、やさしいひとになろう、そうあり続けよう、やさしいリーダーになろう、そう組織を率いよう、と思った、のだと再確認。「やさしくて強い」。そんな人であり、リーダーに。

とにかく、パウシュ教授のこのスピーチ、「やさしさ」と「強さ」がみなぎっている。。。こんな先生に出会えたら人生幸せですね。動画だけでもありがたいけど、生で出会えたらどんなでしょう。

そして、今日、再度動画を久しぶりに見て、本棚からこの本を探して、パラパラしながら、ボクの15年は一体どうだったのだろうか、と内省。

彼のように、自分の夢の追求・仲間の夢の実現に努力し、仲間にやさしく、他の先生や生徒からも謙虚に学び、社会に価値ある結果を残す、そんな魅力的なひとでは、ボクはどう考えてもなさそうだけど。。。

彼のスピーチを聞いて今日も感動するという意味ではボクの気持ちは不変で、また、やばい・明らかに違うことをして来てしまった、とは思わない程度には、悪くない15年、だったのかもしれない。。。そう納得。

また10年ぐらい後だと先すぎるので、毎年彼のスピーチを見てみようかな、そう思った。カレンダーに予定を入れて、今日は終り。

「素敵なリーダー」: 
会社を率いるリーダーも、アカデミアで研究や生徒を率いる教授も同じですね。自分の夢のみならず仲間・生徒の夢の実現にも一生懸命で、批判をありがたく受け入れて、仲間にやさしく、感謝して、愚直に毎日、努力を継続する。結果、あれれ、夢が実現しているよ。

こんな素敵なリーダーになりたいですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?