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会社で感じるアレコレの不快。甘んずるべきなのか、変えられるのか?

オフィス近くのイタリア料理屋さん。気軽で心地良い。頻繁に行くので今やマスター、バイトの方とはお友達。ついでにヘビーユーザーの20代の若者ともお友達に。

で、今日もその方と出会う。おしゃべりしていると、今、転職検討中とのこと。デザイナーさん。ロゴやパッケージのデザインが好き。最近はもちろんWEBデザインが主流。それでも良いのだけど、今は自分が手を動かす仕事が少なく「ディレクション」ばかり。お客様への資料作成も多い。今の会社がそういう組織だからしょうがない。なので転職検討中。転職先は未定だけど行きたい会社がある。アピールのためのデザインを作成中。それができたら応募しようと思っている、とのこと。

でも、一方で転職がとても怖い、とのこと。過去に痛い目にあっていた。

26歳。現在3社目。転職したら4社目:

1社目: 仕事は好きで、仲間も経営者も良かったが、コロナでつぶれた。

2社目: 仕事は悪くなかったが、とにかくブラックで病気になってしまった。自分が病気になるなんて思ってもみなかった。だから転職が怖い。

3社目: 病気回復後に友人が誘ってくれたのが今の会社。みな良い人。過去に鬱だった人も採用するなど社員思いで働きやすい。会社も今迄で一番大きい。だけどデザインできる時間が2割ぐらい。これが悩ましい。だから転職検討中。喉元過ぎれば、なのか、ブラックから働きやすい会社に移って、ブラックの怖さを忘れ、やりたい仕事熱が高まったのかも、と自己分析。

会社/仕事が自分に合うってなかなか難しいもの。それに、自分の好き、成長させたい技術、積みたい経験、が明確であるほど、悩ましくなります。専門が生む明確さと限定性ですね。

それに、会社/人生は「人」が常に絡みます。当たり前ですけど。多様性=様々な価値観=違い。会社とは自分とは違う相容れない人たちの集団。

「人」が悩みの種
でも「人」が幸せの種
悩ましい

ところで、以下5つが自分にとって高レベルにあると心地良き会社かなと。
  1.今の仕事
  2.将来の仕事(現時点で想像できる範囲で)
  3.今の給料(他の条件)
  4.将来の給料(他の条件)(現時点で想像できる範囲で)
  5.そして、周囲が良質なひと

でも、そんな会社ってあるのかしら。探し回って見つけるか、所属する会社で自分にとってより高いレベルに一歩一歩変えていくか。2つに1つ。

上述の1~5について、このデザイナーさんは1と2が低いから転職したい、とのことですが、1の今の仕事(=「ディレクション」なる仕事)の価値や意義、楽しさを見い出せていない、だけかもしれない、とも言えます。

上司に「ディレクション」なる仕事がどんなに素晴らしくて、社内やお客様にどう役立っているのか、どういう点を思慮深くやると面白いか、を教えてもらうとイイと思うのです。

上司やリーダーの大切な仕事は、部下の仕事の価値や意義、面白みを指導することです。リーダーたる所以です。苦手な仕事、嫌いな仕事、やりたくない仕事の価値、意義、面白さを伝えるチカラ。納得してもらえるチカラ。せっかく経営者、社員が皆、良い人たちの会社なんだから、教えてもらったらいいかなと(教えられるかはわかりませんが)。

あとは、相手(会社)を所与として受動的になるのはあまり推薦できない、かな。こちらから動けば変わるを信じたいです。「過去とひとは変わらない。自分と未来は変えられる」も真理だけど、「自分が動くと相手も変わる」も真理だと思うのです。

自分にとっては「人」が悩みの種であり、喜びの種。ということは、相手にとっては自分が悩みであり、喜びです。こっちが好きになれば相手も好きなってくれる。あるいは、主張すれば変わることも多々ある、小さな会社なのだから。そこに十分にトライしてダメなら転職するで遅くないような。将来の仕事は自分の好きなデザイン中心に変えられるかもです。

そんな話でランチ終了。ダメ元で「ディレクション」の仕事の価値やら楽しさについて上司と話してみます、とのことではありました。。。

コップに水が半分しか入っていない!
半分も入っている!
水があるだけで嬉しい!
コップがあるだけで幸せ!


読んで頂きありがとうございます。
(最近出会った素敵な気づきフレーズv7_63)


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