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映画やドラマなどに★をつけるだけで終わらず、人生の気づきを得よう。

映画もドラマも小説も劇もアニメも漫画も、なんであっても、この類いのフィクション(実話もありますが)は人生の楽しみですね(ボクのようなこれらが趣味のひとにとっては)。そして、楽しみだけではなく、多くの人生に素敵な影響を与えます。

創る方々の想像力・創造力には感心ですが、できあがった作品は、作者を超えて、長い間、世の中に気づき・学びを提供し続ける。


作品は作者自身よりも偉大。
作品にとって作者は媒介。
作者という人間にはとうていできない、空間・時間を超える方法で
作品は世の中の人々を導き続ける。


でも、作品の「チカラ」は誰にでも伝わる訳ではないです。。。「受け手」次第ですもの。

「つまらん映画だった。非現実的だ。ありえない。思わず寝ちゃった」と吐き捨てる一方で、隣で見ていた恋人は感動し涙し、「この映画で気づいたことを今後の人生で糧にしていこう。ぜひ私もああなろう」と心に誓う。

ボクもこんな経験あります。隣のイビキを聞きながら。


おもしろかった、ストレス解消した、だけも良いですが、せっかく小説やドラマや映画、アニメなどの「フィクション」に時間を使うなら、学び・気づき、今後の人生への好影響をつかめたらいいなぁ、と思うのです。面倒くさい、うざい、重たい、真面目すぎる思考ですけれどね。。。

そのためにも、こんな「受け手」であれば、学び・気づきを得やすいかなと思うのです。


こんな受け手になろう①
SF、非現実的、ありえない世界、であったとしても、一つの比喩であって、人間社会の「現実」だと捉えたらいいかなと思うのです。

だって、作者という人間が想像・創造したのだから、どこかで他の人間も同じことを別の「形」で実現している可能性は大いにありえる。火のないところに煙りなし。実は自分が知らないだけで地球のどこかでは既に現実かもしれない。

人類、互いに影響なく、同時多発がありえます。文明しかり、ことわざしかり、神話・寓話・昔話しかり。


こんな受け手になろう②
自分ごとに投影したらいいかなと思います。

例えば:
・そんなむごいこと自分はしないよ、ではなくて、自分もしえるかも、気をつけないと、と思う
・そんな勇気は自分にはない、ではなくて、自分にもそんな素敵な人助けをできる勇気があるはずだ、と思う
・あんなカッコいいひとと付き合えるわけないよな、ではなくて、よーし、私も付き合えるはず!どうあればできるかな? と思う

なんて、どうかしら。


こんな受け手になろう③
総合評価をしない、のはどうかな。点数をつけたくなるけれど、星をつけたくなるけれど、別にそれも良いのだけど、「気づき」「学び」になる要素は多々あるはずだから、是々非々で、それを探せると良いですね。

好きだった点、気に入った点、学びになった点、気づきがあった点、自分もああなりたいと思う点、ああはなりたくない点、挑戦してみたい点、などなどを探す。

「人の良い点・善い点を見ようね」と同じ。


小説や映画、ドラマに劇に、アニメも漫画も・・・人生の豊かさの一部です。創ってくださる側に感謝。色んな事情で「駄作」的になることもあるかもしれませんが、せっかく鑑賞する時間を使ったのだから、学び・気づき、自分の人生への影響、があるといいですね。

と、そう思ったのでした。面白くて止められなくなっている韓流ドラマを見ながら。。。


お読み頂きありがとうございます。
(v9_54)


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