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教えて下さい14:何事も自分から動き、他者には期待しないべき?(v5_もぐらさんの悩み)

7月15日。土曜日。もぐらさんからLINE。暇な土曜日、本を読んでいて面白い小話に出会ったとのこと。もぐらさんは寓話・小話好きです。プレゼンで役立つとのことで、色んな小話を聴かせてくれます。

「ひばりが麦畑に巣をつくった。大勢の村人達が麦畑にやってきた。「そろそろ麦を刈らないとなぁ。」と会話。ひばりの子供はびっくり。「お母さん、麦刈りが始まるから、早く引っ越ししないと」。で、お母さんは「まだまだ、大丈夫よ」。数日してまた、村人3人がやって来て「ぼちぼち、麦刈りしないとなぁ」と会話。ひばりの子供は「お母さん、今度こそ引っ越さないと!!!」。でも、母親は「まだ、大丈夫よ」。さらに数日して、今度は村人が1人でやって来て「さて、やるかな」とつぶやいた。そこではじめてお母さんは子供達に伝えた。「さぁ、逃げましょう!」

今日の悩みは ”何かを始める際は、「よし、自分がやろう。1人でもやろう」なのか、「みんなでやろう」か” です。

案1:
「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、褒めてやらねば人は動かじ。

話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば人は育たず。
やっている姿を感謝で見守って、信頼せねば人は実らず。」

最初の文が特に有名な山本五十六の言葉。やさしいリーダーのあるべき姿。ひばりの話からふと思い出し、無理に関連付けるならば、注目は「やってみせ」。まずは、自分がやる。自分から動かなければ何も起きない。自分がやっていると部下は付いてくる。快適な場所に居座って、遠方から指示・命令だけ、なんてダメ。誰かが始めるのを待っているのもダメ。自分から動く。他人任せで人生は発展しない。「みんなでやろう」はダメ。「よし、自分がやろう。1人でもやろう」が世界を変える。責任感・使命感。

あるいは

案2:
自分でなんでも率先して動く・始める。それを見た仲間が付いてくる。付いてこないならそれはそれ。部下にも自らがやってみせて、後ろ姿を見せるべき。なんて、カッコ良いけど、そんなばかりはしんどい。それに独りで出来ることなんてたかが知れている。仲間を募り、説得して、一緒に始める。一緒のバスに乗る。1人で永遠に運転はできないし、視野も狭くなる。「みんなでやろう」が効率的で効果的。「よし、自分がやろう。1人でもやろう」は限界が見えている。

ま、案1でも案2でも、どっちでも良いかな。ひとそれぞれ。第3の選択肢もありえる。人生に「正しい答え」無し。皆様はどう思われるかしら。

大切なのは:
1.
自分に素直・正直であること。わからない時は迷い、結果を気にせず自分の心に従えばよい。結果から学べばよい、なんて言うけど、過去の結果が今や将来に役立つかも不明なんだから。それに素直な気持ちが変わる時もある。変わりたければ変わる。変わる自分を楽しむ。これが人生。

2.
それに、正解は1つでは無く、自分も迷い、時と場合で変わりえるなら、他人は自分と違うし変わり得る。ならば当然、自分と違う考えやスタイル、そのひとらしさを批判せず、差別せず、受け入れる。分断なんて後回し。

3.
そして、大切な家族/恋人/仲間が悩み、辛く感じるその時に、心を落ち着かせ安心させられる温かい言葉を選びプレゼントする。どっちの考え方が今のその大切な人に役立つのか。その時のために色んな考えを貯めておこう。

そんな風に思ったりします。皆様はどうかしら。。。

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