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会社の歯車に陥らない為には? 歯車以上・給料以上の行動をする(ベターアイデア? v3-22)

仕事始め。協力会社さんとさっそく会議。協力会社さんの竹内さんが5分ほど遅れてきて、「ごめんなさい、急にちょっと別件を言われて。すいません。」とひた謝り。

「早速、歯車生活に舞い戻りです、まったく。」とのこと、です。

他社の方ですから、その会社の中での竹内さんがどんなかはもちろん知らないのですが、ボクと接している限りにおいてはとてもしっかりしていて、頑張り屋さんで、アウトプットは申し分無いのです。

「歯車、ボクは好きですよ。どっちに転んでも、どうせ社会生活は歯車ですからね。だから、でっかいでっかい歯車になれば良いのです。竹内さんは、でっかい歯車、大車輪歯車だと思いますよ。」と伝えた。

一瞬、沈黙があって、「ありがとうございます。褒められていますよね? ありがとうございます。」

「褒めてますよ!歯車かもしれないけど、大きな役立つ歯車ですよ!って意味です。あ、あまり上手く伝わらなかったですね。」
「あ、いえ、伝わりました。歯車なんかじゃないですよ、とは言われないで、歯車だけど、でかい歯車ですよ、ってのがちょっと理解できなくて。」
「あ、確かに、意味不明かもですね。サラリーマンにありがちな、歯車だから、仕事はテキトーにしよぅ。言われたことだけやろー。ではなくて、歯車なら歯車で、すごい歯車になってやるぜ!っていうマインドが見えて、いつも感謝していますよ、ってことです。」
「あ、ありがとうございます。褒められていますよね?(笑)」
「はい、褒めてます(笑)。ボクの好きな本に、自分は歯車なんかじゃないことを証明しようじゃないか! その方法は、給料以上の働きを、自主的に積極的にして、自らが歯車でない、それ以上だ!って価値を証明すれば良いじゃないか、ってのがあって、それが好きなんです。竹内さんはそんなですよ、って伝えたかったのです。」

実際にはこんな文章です。「私は、歯車の歯の一つなどでは決してない。私は大車輪なのだ。そして私は、それを証明しなくてはならない。いったい、どうやって? 自分が、今受け取っている賃金よりも遙かに価値のある人間であることを、行動で示すことによってである。」(「あなたに成功をもたらす人生の選択(オグ・マンディーノ著、PHP研究所)」)

この本を読んだときに、なるほど、と思った。サラリーマンとは歯車、歯車の歯になること、であり、だいたいのひとは、「テキトーにやるべきだけをやって後は何もしないで、うまく会社人生を無難に過ごす」としているが、これはまさに「自分=歯車」と自ら認めていることになる。他人に指示された通りに動く機械の一部に成り下がる。

歯車以上の存在であること、給料以上の価値があることを、自主的に積極的に前向きに、歯車以上の仕事を示せば、確かに歯車でなくなる!と納得。ボクもそうなろうと思いましたが、そうなっているかはわかりませんが、歯車以上の価値のひと、見渡せばいるものです。

今日のベターアイデア:
会社・組織の歯車になるかどうかは自分次第。「どうせ歯車なんだから、指示されたことだけうまくやって、なるべく残業・面倒くさいことはしないで、さっさと日々の仕事を終らせる。会社人生を無難に過ごそう」と考えがちだが、これこそまさに「自分=歯車」と認めている。他人に動かさせる機械の一部に成り下がるのではなくて、歯車以上の存在であること、給料以上の価値があることを、仕事を通して自主的・前向き・積極的に行動し結果を残し「自分=歯車」でなくなる。ベターアイデアだ。

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