新年度、さて担当は…
学年担当は中等4年次(高校1年相当)に
ここの学校に赴任して3年目、そしてこの学年団に配属されること3年目ですので、ある意味2年間”留年”したことになります。とはいっても、6年間一貫校において、ぼく自身の教育に対する思いから、3‐4年に当たるところが最も適切な担当と考えているので、ありがたいことと感じています。
教科(科目)担当は…
(1)5年次(高校2年相当)文系「化学基礎」
昨年の担当学年(学年団)であり、さらに昨年前半期4クラスすべての生徒の「物理基礎」を担当していました。よって、生徒の皆さんは、ぼくの授業の進め方をよく理解していることとは思います。しかし、物理と化学では捉え方の違いがあります。そこをどのように伝えていくか、また、文系生ですので、さらに4年次(昨年度)授業がなかったこともあり、できるだけ身近なものとして興味を感じられるように、”勉強”ではなく’学び’になるように進めていきたいと考えています。
(2)4年次「公共」
この科目は、昨年度、この学年で3回ほど(5月、11月、2月)コラボ授業を担当させていただいた科目です。もともとの卒業大学学部で中心として学んだところが「経済史」でしたし、また、数年前には厚生労働省の「労働法教育」教材作成にも関わりましたので、自分の二つの専門の一つに最も近い科目です。4年次設定科目でしたので、これを、一昨年度の生物基礎、昨年度の物理基礎と同様、全4クラス横持ちでもちたいと思っていましたが、一クラスだけの担当となりました。とても残念ですが、担当となったクラスの生徒とできるだけ愉しんで学んでいきたいと思っているところです。
なお、この学年は、2年前(2年次のとき)に3クラス(4クラス中)担当(理科2分野)しています。教育に対する考え方を知っているとはいえるものの、前回は理科担当、今回は公共(地歴公民科)担当ということをどのように受け留めるられるか、そこですね。
(3)2年次(中学2年)「理科1分野」
この学年は初めての顔合わせになります。これは、緊張します。生徒さんの方も期待(してくれているかな?)と緊張感を持っているのでしょうが、ぼくはおそらくそれ以上に緊張していると思います。いつものように自分の「学びの場創り」が進められるだろうか、予定通り(横並びの先生と同じペースで)授業を進められるだろうか(全4クラス中2クラス担当)、生徒のみんながいっしょに授業をたのしいと感じて学んでいけるだろうか……そして、1分野担当は久しぶりなので、すべての実験を行うという方針の学校で上手く実施しきれるだろうか……この科目指導にすべてを集中できるわけではないだけに、工夫を要するところと感じています。そこのところも含めて”愉しんでいく”ことしかないなぁ…と思っています。
率直に表現すると…
すべて、この学校に来てから、正式な担当は初めての科目ばかり……それも三つ、科目だけではなく教科もまたがり、学校種(高校と中学)もまたがっています。さらに、そのすべての担当がこの学校に赴任してから初めてのものばかり……それをすべて毎日のように準備しながら進めなければならない。以前勤務させていただいていた学校のものが使えればいいのですが、現在の勤務校は、県内の方(特にこの業界の方々)はご存じの通り、求められることが非常に高い…
正直なところ、キッツいわーーーーーと感じています。ま、できるだけのことをやっていくしかないと思っていますが、「学ぶのはぼくではない、生徒たちである」のですから、ぼくは、ぼくらしく、「学びの場創り」に徹していきたいと考えています。そう、安心・安全の学びの場を創ること、そして、2年前の生徒さんたちにつけていただいた称号「アクティブラーニングの守護神」と元校長中島先生につけていただいた「ルーブリックの魔術師」それぞれの名に恥じないように、精進していきたいと思っています。
これからも、どうぞご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
なお、担当科目の授業を観に来ていただくことに関しては、少々お待ちください。
追加情報
一つ、忘れていました。一昨年と重なる担当がありました。それは「生物基礎」のTTです。TTですので、自分が授業を創る(授業の場創りをする)ことが許されませんので、上には入れるのを遠慮させていただきました。
また、上記のことを受け、元校長中島先生より、「○○のダ・ヴィンチ」という名をいただきました。これから使わせていただきたいと思います。この場を借りてお礼申し上げます。中島先生ありがとうございます。これからもご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。
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