センリーズテコンドー近藤
昨日は幕張で2ステ公演があった。
センリーズのテコンドー近藤が1人で幕張に来ていた。
相方は体調不良らしい。
早く良くなって欲しいと願うばかりである。
なので、近藤はピンネタをすることになった。
近藤はでかい。
多分185以上ある。
そして、全身黒ずくめだ。
少し、怖いイメージがある。
一応、私も名前は聞いた事あるくらいの関係性だった。
どんなネタをするのか。
楽しみだった。
MCでアイロンヘッドがお客さんに趣旨説明をしいる最中、一応、テコンドー近藤もピンネタをするという事をお客さんに伝えた。
袖を見てみると、テコンドー近藤は大自然ロジャーに肩を叩かれ、励まされていた。
どうやら極度の緊張しいらしい。
え?
もう数年はやっているのにそんなに緊張するの?
と言うくらい緊張していた。
元々、テコンドー近藤はピン芸人だ。
ブランクはあるとはいえ、ピン芸もそこそこ、場数は踏んでいるはずだ。
なのにすごい緊張のしようだった。
しかし、緊張とは裏腹にテコンドー近藤のピン芸は何のミスもなく、緊張もお客さんに伝えさせないくらいうまくいった。
私は袖でそれを観ていた。
テコンドー近藤のネタが終わり、照明が消えて、近藤がはけてくる。
そして、袖パネルから、はけきった瞬間、
「ぷはぁー。緊張したー!!」
と言って舞台を降りてきた。
こんなにデカくてイカついのに、こんなに肝が小さいのか。
私は昔話の優しい鬼の話を思い出した。
本当は優しいのに、村人からは怖いと思われている。
なんだかテコンドー近藤が可愛く見えた。