懐素 草書千字文 臨書と解説 須釜朴堂 2021年1月22日 20:59 懐素の草書千字文を臨書して簡単な解説をしています皆さんこんにちは今日は懐素の草書千字文を書いてみたいと思いますではまずは冒頭の草書草書千字文、何を書くかということなんですけれども懐素という人の草書千字文は非常にデフォームの効いた文字を書いたものですねどういうところを見ていくのか?さぁ割ってみましょう小さいです右に大きく出ています右出ていません左を大きく出ています攻めています、ですから遠くに行ってここも詰めてもいいですね一生前に傾いて後ろに傾いて直したんですねそれを戻して正常に戻すと、こちらも割ってみると右ありません左あります大きなところを見ています大きいですありません傾いています傾いています傾いています前に傾いています直していますというような揺らぎの構造ですねこちらで全体がまとまっているものですね目についた文字をちょこちょこっと書いてあってみますがまずこの近くですね勅大きい急に細くなりますこの大きなものと小さなものはそして強弱ですねこういう変化でこの大きなものの隣に次に小さなものが来るわけです免という埋めたものですねそして外散と見ていきますが外にいって遠くに離れます頭ないです大きいです下小さいです同じところを帰ってしまいます大きいです普通こうこうこういう距離感が統一してしまうんですがこういうところは空けるということですね大きなものを書いた詰まりですね詰まりの間の伸び、伸びを書いて小さくするねさんという文字もこちらに来がちですけどねそこを大きく取ってしまいます大きく取って空間を綺麗に開けるというところ上手ですね冒頭の天地玄黄ですが前に傾きます後ろから大きくははまって頭出ません強く行きます強くこの曲がりに対する大きな流れですねそれを一気にここで戻します頭前に傾いて後ろに傾いて流れが大きな三角形を作りますそこと変えたような強い線これ強調されます強調されてますのでこちらは大きく行きませんこういうところですね次に辰宿列張といってみます懐素は左右を分けるということが非常に上手です開けてしまいます宿と列という字列大きく行きます張この切りがなかなか書けませんよねそして大きな流れです詰めたところの大きさ開けていますんでこちら書きませんこういうところを書いてこちらを書いていってしまうところ普通になってしまいますそれを外側に開けて外に開けて開けます辰宿列張寒来暑往というのも寒という大きなものがありますここから気分を変えてしまいます。、書きませんます大きな物を書いて気分を変えますそして大きな流れに持って行きますこういう畳みかけるような表現上手ですね暑往と書いて小さいです。大きいここは大きいですからここは小さいです小さい大きい小さいで懐素が書きたかったのはここですね大きな空間をとりますそして右に持ってきますこのように真ん中を開けた時に後ろを書きませんそこで明るい光が見えます前に書いているのは狭いものですから対比が良く効いてますここで雲騰致雨でも寒来暑往で寒で頭を大きく取ったのと同じように寒でも大きく取りますそしてかかない騰また大きな流れを作ります大きなものを書いて書かない流れに行ってそこを割って大きくですかこの方がよろしいでしょうね雲騰致雨。致という字もこっち狭いですからこちらが外に行きますこういう所上手ですね書かない書く開ける開けない開ける開けない外側に持ってきて外側に持ってくるこういう無駄なところを書かない周發殷湯です周ですこの返りですここもです周發殷湯、枠を大きく見せる方法ですね中書きませんこの書かないということが枠を大きく見せるんですね發の字は小さくまとめますがこれは周りの文字とバランスを取るために少し大きく仕立てています殷湯、上手なのはこの流れの取り方ですねそれとここの転折でこの大きさを出すこの水平感とか、大きさを出してここで安定感を出します広い!この中複雑になっちゃうんですけどねこうこうこうこうこうこうよねそこをまとめてしまいますこういうところは見習いたいところですね空谷です谷ここですね空と書かないところもっと広く書いてもいいんですが外に対して書かない大きなものそして小さなもの大きな具合と重心を下に落とす谷は前ですから傳は後ろに入ってるのでこれもね後ろに行くように書いてますます通り方がやりは外枠を意識した大きな明るさを出していますそして文字というのは切ってあげると大きく見えますさらに大きく見せるというのはこれを大きく見せているのはこの小ささですこの小ささこの小ささ大きいもの小さいもの小さいものここに大きなもの大きく分けるとこのようになりますがこの大きさの中にこれを仕込んでおくというのはね上手ですね横に行きます、縦です大きいです小さいです節義廉退、横に行く横に行く縦にいく詰める開ける大きい小さいつなぎですつなぎの空間大きなものここは大きなものになります切れているし大きな白い空間その反対側に詰まった空間を持ってきます非常に大きく張ったものですねここら辺詰めるといいですねそうするともっとしまった良い形になりますそこで出てくるこの短さとこの巨大さですねこういう大小のまとめ方上手ですね非常に派手な字です樓觀飛驚、木辺を大きくとって締めます詰めてしまいます大きくなります小さく大きくこの大きなものに対してこのつまり大きなものに対してこの詰まりというものを書きます全体ではこのような形になりますか小さなものそこに対しての小さなものそして伸びる、目まぐるしいですね小さい大きな距離そこに小さなものを入れる縦の大きなものも見れるで高いものに対して低いものを入れますがここで秀逸なのがこの詰めですねこの詰めに対してのこの空き、ここは右に来そうなところですね単純です頭小さく体を大きく仕立てています驚の字ですがこの大きさですねこの大きさから小さくなってこの小ささにいくっていうこのlineでその大きさに対してのこの小ささそしてこの大きさというように大小の組み合わせが見事です毛施淑姿毛施淑姿、いいですねこれこの大きな空間をはらんだところ斜めの線縦の線横横、良い姿ですねその縦の伸びを強調したラインそれを強調するのはこの短い横線でもありますね斜めとこれでバランスをとりますそして大きな次に施という字をねお体を低く縮めて書いて行きますが書くところ書く所以外はもう書かないんですねこの飛びですこの飛びこういうように塊が見えますそれに対するこの飛びそういうところですねこことくっつけてますね開けますがこの開け方というのも普通はこういっちゃいますね懐素はこう行きますということはこちら場面を広くとるわけですねそしてこれ書きません大きなものないつつつつつと流れてきます小さい大きい小さいですね小さい大きいですね大きい大きい小さい小さいこういう変わり方ができるんですね いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #書道 #臨書 #古典臨書 #草書千字文