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恋愛が長続きしない人

 前回は「恋愛における価値観の違いとすり合わせ」について書きました。人間同士で生活していく中で価値観の違いはどうしても発生してしまう事です。ここでどのように価値観をすり合わせていくかが今後の二人の幸せに繋がりますのでしっかりとやっていくのをオススメします。

 今回は「恋愛が長続きしない人」について書いていこうと思います。恋愛が長続きしない人が皆さんの周りにも一人はいると思います。もしくは読みに来てくれたという事は当事者かもしれません。今回はそのような人の特徴と対処法を書いていこうと思います。

 また今回は恋愛初心者の中高生と言うよりはある程度大人になっても長続きしない人に向けて書いています。強制的な出会いと別れを繰り返す学生時代は、交際期間が短くなるのも仕方がない部分もあるからです。

恋愛が長続きしない人の特徴

 まずは特徴から書いていこうと思います。勿論全員に当てはまるわけではありません。特徴が分れば対策も自ずと分かると思います。

相手を好きになっていない

 そもそもなんですが、交際する前に相手を好きになっていない状態が多いです。お金持ってそうだから、顔はわるくないから、告白されたからそのような理由でとりあえず交際を開始してしまっていると思います。
 
 これ自体は悪い事ではないです。というよりも割と大多数はそうなんじゃないかと思います。ただやはり好きになっているのとなっていないのとでは、相手に対する許容度が大きく変わるのも事実です。

見た目だけで好きになる

 交際前に好きとなる場合でも見た目や雰囲気だけで好きになってしまう人は注意です。もちろん私も面食いなのでお顔の綺麗さはかなり重要なポイントです。しかし「美人は3日で飽きる」なんて言葉もありますが、やはり見た目がどれだけ好きだろうと何度か顔を合わせていれば慣れてしまいます。
 
 慣れるという事が相対的に顔と言う評価点を失ってしまう事になります。好きなポイントが顔だけだと最終的に相手の利点が失われてしまうのです。気が付けばなんでこの人のこと好きだったんだっけ?となってしまいます。

反省しない

 何度か交際を重ねても毎回短期間で終わってしまうのは、反省ができていません。毎回毎回変な人を引き当てる相当に運が悪い人でなければ、必ず原因は自分にあるはずです。
 
長続きしない人はこの原因の特定と改善が出来ていていません。かならず毎回共通点があるはずです。まずは共通点を見つける事からはじめましょう。

距離感が悪い

 恋愛が長続きしない人は相手との距離感もおかしい場合が多いです。距離感がいきなり近かったり、いつまでも進展しなかったりです。
 
当たり前ですが恋愛は二人でするものです。そのためお互いの距離感や歩み寄るスピードも同じように進めなければならないはずです。

話し合いができない

 恋愛が長続きしない人は話し合いが出来ない人が多いです。喧嘩ではなく話し合いです。自分と言う絶対的な存在がいて、無意識に自分が絶対に正しいと思っています。喧嘩をするということは自分の意見が絶対に正しいと思うから喧嘩をするのです。
 
 話し合いとは自分の意見を伝えて、相手の意見を受け入れ、最終的に両者に納得が出来る結論に達する事です。意外とできない人が多いですね。

減点方式

 恋愛で長続きしない人は減点方式の評価を行っている人が多いです。単純に考えて減点方式ならいつか必ず0になってしまいます。これは自分から交際期間を短くしていっているのと同じ事です。
 
 加点方式を採用すれば上は無限にあがっていきます。そもそも交際する目的は別れるために交際しているわけでは無いはずです。それなのにゴールを別れに設定する減点方式を採用する理由が私には分かりません。

倦怠期

 長続きしない人は倦怠期を乗り越える事ができません。交際では山と谷を繰り返します。最初の盛り上がりの山が終わると倦怠期として谷が現れます。この谷を乗り越えることが出来ないのです。
 
 つまり最初の盛り上がりだけの事を恋愛だと思っているのです。恋愛の半分も知らない人ですね。無意識に倦怠期への恐怖から先に別れを告げる人もいるそうです。

恋人としての理想像を押し付けている

 自分の中に恋人としてのあるべき姿、理想像があり、それから外れた場合は別れることがあります。もちろん最初は自分の理想像だと思い込んで交際を開始しています。しかし交際を重ねていくにつれて段々と自分の理想からかけ離れていきます。そして最終的に別れてしまいます。
 
 これも相手の内面を見ずに外面だけで勝手に判断した結果です。外面から勝手に自分の理想を投影したにすぎないのです。相手は何も悪くありません。

恋愛を長続きさせるには

 では長続きさせるにはどうすれば良いのでしょうか。改善策を書いていきます。

相手の外面だけでなく内面を知る

 外面だけを好きになるのではなく、内面を好きになると自ずと長続きしやすいです。なぜなら外面よりも内面の方が遥かに奥深いからです。自分の親友を顔で決めていますか?恐らく中身で決めていると思います。それと同じことです。内面を探ろうとすればするほど時間がかかり、必然的に交際期間が長くなります。

自分至上主義をやめる

 恋愛が長続きしない人の多くは自分を好きすぎる傾向があります。恋愛を長続きさせるには自分を好きすぎることを止めるだけで十分です。流石に無意識だとは思いますが自分が一番偉い正しいと思い込んでいます。これを直せば、前半で述べた原因の大半は改善できます。
 
 自分が一番正しいから反省もしません。自分が一番正しいから相手に自分の理想を押し付けてしまいます。自分が一番正しいから相手の価値観を受け入れることが出来ません。自分が一番正しいから交際の歩幅も合わせられません。自分が傷つきたくないから倦怠期に入れません。自分が正しいから「相手と合わなかった」という上から目線の台詞が出てきます。
 
 繰り返しになりますが恋愛とは二人で行うものです。恋愛とは「相手と合わない」ではなく「相手と合わせる」ことだと理解した方が良いです。「相手と合わなかった」から別れたではなく正確には「相手と合わせることが出来なかった」から別れたのです。まずは自分ではなく相手ならどうするか、どう思うかを考えてから行動する事からはじめましょう。

終わりに

 今回は「恋愛が長続きしない人」について書きました。恋愛が長続きしないという時点で交際はスタートできているはずです。つまりある程度はモテている状態です。単純にその次のステップに進めていないだけなので、改善すればより一層恋愛が楽しくなると思います。   
 
今の段階は音楽で言えばサビしか聞いてない状態です。Aメロなどの倦怠期も楽しめるようになれば最後の大サビである結婚もより一層引き立ちます。仮に最後が駄目だったとしても一曲丸々聞いた後に振り返ると、とても美しい記憶として残ると思います。

 今回もお読みくださりありがとうございます。次回もよろしくお願いします。


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