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親子で性の話は私にはちょっと無理かな
ケイト・ウィンスレットが出ていた映画を観たので
彼女を追っかけたら「愛を読む人」を見ていないということが判明。
最初の数分だけ観たことがあった。しかも何回も最初の数分で
やめてしまっていた。どうしてやめたのかは全くわからないけれど
たぶんしばらく「恋愛もの」を見たくも聞きたくもない、という期間があったのでその時に見たのかもしれない。
本でも映画でも恋愛要素があるというだけで「却下」と思っていた時期があった。私にそのようなものが入る余裕がなかったのかもしれない。そして人が殺される映画ばっかり見ていた。特に病んでいたとも思わないし
今の私となんら変わりないのに、やっぱり子供の眼が、あるいは本当に子供自身が外に向かって生きて行こうとしているのを感じるようになったからなのかもしれない。
私は両親がセックスする音やそのものを見たり聞いたりしてしまったことが数回ありそれが本当に嫌で嫌でたまらなかった。行為は別に嫌いじゃないけれど「親の」というのが嫌だ。まあたいていの人がそうだと思うけれど。うちの子供たちにも同じ気持ちは絶対に味わってほしくなかったので私もその点はとにかく注意した。
だからつい最近娘が「お母さん、お父さんとキスしたことないの?」と聞いてきたので「ないよ」と答えた(笑)
親子でコイバナする人もいるけれど私はとにかく嫌だ。子供のコイバナはしてくれば拒否はしないけれど、私の方は過去の話だとしても子供が嫌がるだろうと思って一切しない。お父さん以外に彼氏がいた、という話は写真をみたりしてわかっているようだが。
「息子が大人になって父親とお酒を飲む」って話の延長上にはないような気がする。性的なものを親子では見せたくない、という気持ちが
子供が小さい間、あるいは子供にとって家族や家が一番の間は一切臭わせたくなかったのかもしれない。だから私自身が拒否していたのだと思う。
そして「子供!」という気配が家の中から薄れつつある昨今、やっと
私にも「恋バナ」許容の時期がきたのだ。
で、ちょっと前から本やマンガを読みまくっているのだと思う。
というわけで「愛を読む人」を観た。