「小説家になろう」で提供されている「縦書きpdf」を「Amazon Kids」で読みたいのだがうまくいかない!
中一の息子が「異世界に落とされた…浄化は基本!」というなろう小説にハマっている。コミカライズ版で読んでいて、現在発売済みのコミックスは第5巻までは全て読んでしまい、次巻の発売日予想日は約1年後。この作品の原作は「小説家になろう」で無料公開されているので、これを息子に読ませてあげたい。
ただし、我が家では子供にパソコンを持たせておらず、電子書籍は「Amazon Kids」のタブレット上で読ませている。「Amazon Kids」では1日あたりの使用時間を設定できて便利なのだ。電子書籍のコンテンツはたくさんの小中学生向けの本や漫画が「Amazon Kids」のサブスクに含まれているが、それに加えて、Amazonの親アカウントで購入した本(Kindleライブラリ)のうち子供に読ませたいものを選択して「Amazon Kids」に送ることもできる。これが便利なので、今回も「小説家になろう」で提供されている「縦書きpdf」をまずは親アカウントのKindleライブラリに加え、それを「Amazon Kids」に送って読みたい。
実はこの方法は2年くらい前に私が「無職転生」というなろう小説をKindleで読むために試してうまくいかなかった経験があるのだが、あれから時間が経ってKindleのサービスも改善された可能性があるので再度試してみた。結果は、、、やはりNGだった。
https://www.amazon.co.jp/sendtokindle
Kindleライブラリにpdfやepubなどを追加する方法は、Amazonの「Send to Kindle」というWebページを自分のAmazonアカウントにログインした状態で開き、そこにファイルをアップロードするだけ。しかし、「小説家になろう」の「縦書きpdf」をアップロードすると、「処理中」表示が約1時間も続いた挙句、失敗。2年前に試したときは「アップロードは一応成功するが、本を開くと文章が表示されず真っ白な表示」という現象だったので、現象の現れ方は少し異なるが失敗であることに変わりはない。ファイルサイズは200MBという制限に対して今回のファイルは約5MBなので問題がないし、ファイル形式もpdfは対応形式なので問題がないはず。おそらく、著作権保護関係の処理がうまくいっていないのだろう。
次に試したのは、Adobe Acrobat Readerで読む方法。Adobe Acrobat Readerは、Kindleに親アカウントでログインしてAmazonのアプリストアからダウンロードしておく。無料。
まずは「縦書きpdf」ファイルをKindle端末にコピーする(これも親アカウントで実施)。Apple端末同士ならAirDropで一発OKなのだが、Kindleは対応しておらず、USBケーブルで接続してもMac側でKindleを認識してくれない。結局、「縦書きpdf」ファイルをGoogleクラウド上に格納して、KindleのブラウザからGoogleクラウドにアクセスしてダウンロードした。この方法に辿り着くまでも結構時間がかかってイライラした笑。
(Kindleに親アカウントでログインして)Adobe Acrobat Readerで「縦書きpdf」ファイルを表示することは、、(ページのスクロール方向など不満が無いこともないが)できた。
次に、このAdobe Acrobat Readerアプリを「Amazon Kids」に送り(Amazon Kids ペアレントダッシュボード>コンテンツの追加>アプリ>Adobe Acrobat Readerを有効化)、「Amazon Kids」の子供のアカウントで「縦書きpdf」ファイルを見られるかどうか。これは、、NGだった。
Adobe Acrobat Readerアプリのライブラリに表示されない。「縦書きpdf」ファイルは親アカウントの「ダウンロード」フォルダ内にあるのだが、そこは子供アカウントからは参照できない設定なのだろう。
じゃあ、「Amazon Kids」の子供のアカウントでブラウザを使って親の(私の)Googleドライブにアクセスし、そこから「縦書きpdf」ファイルをダウンロードすれば、そのファイルは子供アカウント内で参照できるかも?と思ってやってみたが、GoogleにログインすることはできたがGoogleドライブにアクセスしたところでフィルターにブロックされてしまった。
ここでさらに、Google Chromeアプリをインストールして同じことを試してみる、という次の手も思いついたが、Google ChromeアプリはAmazonアプリストアにはないので裏技を駆使する必要があり、そうまでしてもそのアプリがAmazon Kidsのアカウントに送ることができるという保証もないので…ここで面倒くさくなってリタイア!
「Amazon Kids」痒いところに手が届かない!
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