(チラ裏レビュー)「こづかい万歳(第1巻)」 (漫画 2020年)
※)これは”チラ裏”レビューです。あまり十分な推敲もしておらず、本来はチラシの裏にでも書いて捨てるレベルの駄文ですが、ここに書いて捨てさせていただいております。この先は期待値をぐっと下げて、寛容な気持ちでお読みください。ではどうぞ。
作品名:「定額制夫のこづかい万歳(第1巻)」 (漫画 2020年)
リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B08CRDDC7Z/
評価:★4(★★★★☆)
Twitterでたびたび話題に上がる漫画なので存在は知っていたのだが、Kindleセールで第1巻が11円になっているのを発見して即買いして読んでみた。面白い!
大の大人が昼食代込みで2万円でやりくりしなければならない状況にいること自体がそもそも問題なのだが、この漫画はあえてそこには一切突っ込まず、そこが逆に闇深い笑。
第1巻には第1話〜第7話までが収録されているが、私が特に好きなのは第1,5,6話。
・第1話は作者の「お菓子愛」がすごい。実在のお菓子を本当に魅力的に紹介するので、こちらもお菓子を食べたくなってくる。スーパーのお菓子売り場の書き込みも細かい(笑)。この漫画の画風は「ナニワ金融道」に似ていて、人物画のクセが強くて背景の書き込みが細かい。これがコミカルで魅力的だし、ドケチ生活の悲惨さを少し緩和してくれてこの漫画の世界に入り込みやすくなっている。
・第5話は「ポイントカードの鬼、工藤さん」の話。「工藤さんの人生の楽しみって『ポンタ』ですかね…」のセリフがいい笑。
・第6話はこづかい制の中でバイクを楽しむ「初対面のバイカーさん」の話。この回では自己紹介がもう「申し遅れました毎月『2万5千円』です」と名前の前にこづかいの額を名乗っちゃってる笑。