(チラ裏レビュー) 消えた大学 幻の満州の夢「五族協和」を理想に集ったエリートたち 【戦争証言】/ABCテレビ・ドキュメンタリー (YouTube 2020年)(24分)
※)これは”チラ裏”レビューです。あまり十分な推敲もしておらず、本来はチラシの裏にでも書いて捨てるレベルの駄文ですが、ここに書いて捨てさせていただいております。この先は期待値をぐっと下げて、寛容な気持ちでお読みください。ではどうぞ。
作品名:消えた大学 幻の満州の夢「五族協和」を理想に集ったエリートたち 【戦争証言】/ABCテレビ・ドキュメンタリー (YouTube 2020年)(24分)
評価:★4(★★★★☆)
リンク:https://youtu.be/48WVW9eRbbE
満州関連の動画をYouTubeで漁っていて見つけた動画。
かつて満州国の首都・新京にあった建国大学。「五族共和」を掲げた大学の卒業生を訪ねるという内容。五族とは、満州族、漢民族、蒙古族、朝鮮族、日本民族の五族のこと。以下の証言が特に印象に残った。
・全寮制で学生たちは枕を並べて寝た。寝る時には同じ民族を隣にはせず、必ず別の民族が隣にくるように枕を並べた。
・当時の満州の食料配給は日本人には白米、中国人には高粱(コーリャン)という不味い穀物だったが、建国大学ではそれらを混ぜて五族平等に「同じ釜の飯」を食べていた。
・中国人の学生の中には、秘密裏に抗日組織に入っている学生が多かった。大学の図書館には当時日本国内では禁じられていた共産主義の書物も含めたくさんの書物を読むことができた。抗日組織の中国人はそれらの書物を持ち帰って仲間に共有した。「五族共和」の精神で設立された建国大学は皮肉にも抗日運動の温床となった
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