中間テストだけは受けよう!
回復の兆しに調子にのった私は、テスト前のワークを家で頑張ってやってテストを受けよう!遅れた分を取り戻そう!と一生懸命娘のワークに付き合いました。
娘の集中力は途切れがちで、わからなくなると不安になり、投げ出し、自分を責めるの繰り返しですが、娘も”やらなくてはいけない”という気持ちが大きかったので途中までは懸命に取り組みました。
しかし何分やっていない量が多く、後半息切れしてきて「あ、まずいな」と思った時には時すでに遅く、中間テストの前日落ち込み気味になり、当日はやはり「学校に行けない、テストも受けられない」ことになりました。
私は娘の気持ちはそっちのけでどうしようもなく落ち込みました。
私が気が急いて娘に負担をかけたせいで、大事な中間テストまで受けられなかった。
中間テストが受けられない、期末テストだってどうなるのか・・成績がつかない。つまり1!?(いや実際は1もつかないんですけどね・・)高校に行けない!通信?引きこもり?ニート?うわあああ!
◇◇◇
しかしいよいよ追い詰められたのは娘でした。
自室で一人で過ごす間、娘は自傷行為をするようになりました。
ハサミやカッターで肘にいくつも傷をつけるのです。深い傷をつけるようなことはありませんでしたが、見た目に痛々しく、これには主人もショックを受けていました。
私ももちろんショックでしたが、昨今のYouTube等の影響もある(話の端々にも娘が割と軽い感じでやっていた)のがわかっていたので、あまり表には出しませんでした。
娘は死にたいわけじゃない、死なないためにやっているんだ。といいます。ストレスが溜まるとしてしまうのだそうです。
娘は肌が弱いのです。本人も気にしてせっかくお肌のお手入れもしているのに、赤くみみずばれになった腕を見ると、どうしようもなくやるせない気持ちでいっぱいになりました。
とにかく、傷跡が残るようなことをしないで欲しい、習慣になるとどんなことでもやめられなくなってしまうので、ストレス対策ならばどうかほかの方法を探してほしいとお願いしました。
私は何をどうしてよいやらわかりませんでした。
最初に休ませずになんとか行かせられなかったのかとか、どの対応が間違っていたのかとか、どうしようもないことを考えて、たくさんの本やウェブサイトに答えを求めましたが、どれもピンときません
学校に行けないことを叱ったり、無理矢理登校させようとすることはなぜかできませんでした。(親としてブレブレなのがダメなんだそうですけどね)
そうすれば娘は殻に閉じこもって何も話してくれなくなるだろうと感じました。
ただ、そうした方が良かったのかもしれない。そうして一度お互いにどん底まで落ちたほうがいいのかもしれない、などと思考はぐるぐる回り、まだまだ娘の不登校を受け止められない私は不安で、先生や夫やテレビや色々な人々の言葉にいきなり涙があふれてきたりしました。
娘には極力大らかな母を演じようとしていたのですが、もともとの性格も知っていますし、私が激しく動揺していることは娘には筒抜けだったろうと思います。
毎日毎晩、「ままごめんね」と自分を責める娘に申し訳なく、でもどうにもできなく、とにかく夜は寝よう!夜は考え事をしてはいかん!と、じゃりン子チエのおばあはんだったか、がばいばあちゃんだったかのように説き伏せながら一緒に寝ていました。
このおばあさんたちは私の心の支えになっていました。
長く生きていると、本当に死にたくなる時が何度かある。不幸というものは、ひもじい、寒い、死にたいの順番で来るのだ。おなかが減って寒い思いをして一人でいるとろくなことを考えないので、とにかく食べる、暖かくする、ということが大事だと言うのは確かじゃりン子チエのおばあはんのお話なのですが、がばいばあちゃんも夜は考え事をしてはいけないということを言っていた気がします。
大事なことは朝考えよう。
寒い時はとにかく暖かくして、おなかには何か入れる。そして夜は考え事をしない。
それでも考えてしまうものですが、なるべくそのように心がけて心の安定を図っていました。