街の中にある実のなる木が気になる
自由が丘にあるパティスリー『パリ・セヴェイユ』
金子シェフが作るケーキは、どれもこれも美しくて間違いなく美味しいという、自由が丘が誇る名店なのですが、今回はそのケーキの話じゃなくて、お店の横から【九品仏川緑道】を進み、【ねこじゃらし公園】まで行った話。
九品仏川緑道には、緑道というだけあっていろんな木々が植えられているんですね。
ハナミズキの大きな木があって、びっしりと青い実をつけていて、ああこれが赤くなったら見事だろうなぁ、なんて思ったり、そろそろ紫陽花は終わりだなぁ、花はカットしないとこのままドライのようになっていくよねぇ、などと言いつつ、どんどん進みます。
ちょうど緑道の植木?並木?のお手入れ業者の方も入っていたりして、梅雨を越えて夏、もりもり育ってしまう前に剪定しちゃおうっていう計画なんだなぁ。
なんかよくわからない蔓性の植物のアーチを潜ったら、蚊に追いかけられたりもしたんです。
そうやって、緑や花を愛でたり、緑道沿いのアイスクリーム屋さん(←「HiO ICE CREAM Atelier 自由が丘」さんは土日祝しか開いてない。。。けれど、ナチュラルローソンでも帰るし、通販もある。大好き)を覗いたり、可愛いコーヒースタンドのベンチでゆっくりコーヒー飲んでるおじいさんに会釈したり、なんとも気持ちのいい、ゆったりとした、ああこれがしたかったんだよ、この数カ月間、私は!
と思える時間を過ごしていました。
向かう【ねこじゃらし公園】には、別に多分猫がたくさんいるわけではないだろうし、なんでそんな名前なのかはわからないのだけど、途中、ウッドデッキのような造りになってる歩道があって、なんともいいんだよね。
ああ、ここ越えたら公園だ、、、
って、なったところにあったのが、これなんです。
ブラックベリーだよ!
すごい、わんさかとなってます!
すでに色付いて、もうまさに今が食べごろという状態のものも多数。
いやいやいやいや、なんですか?これは?
何故、ここにこんな素敵にブラックベリーなんでしょうか?
見上げてテンション爆上がりする私。
写真、撮りまくり。
この棚、どうなってるのかなぁ、と周りこんだら、公園内に植えられているブラックベリーのようなんです。
すごくたくさん、なってた!すごいよ。
摘んでしまいたい… という欲望には打ち勝ちましたが、本音を言えば、これ誰も食べなかったらもったいないなぁ、です。
区立の公園だったりするならば、区立の幼稚園の子供たちがベリー摘みとかしちゃえばいいのにー。
公園とか学校の敷地内にも、枇杷がなってたり、さくらんぼや柿、ザクロが実っているのも見かけるんだけど、あれは最終的にどうなっていくのだろう。
生産者さんたちが手塩にかけて作っているのもではないんだから、最高に美味しい!とかじゃないとしても、この時期にこんな風に実がなるんだな、って観察したり試食したり出来たらいいのに。
以前、フィンランドでは、公共の森や公園の「実り」は誰もが自由にその恩恵を受けられるという話を聞いて、羨ましいし楽しそうだなぁと思ったのですが、日本ってどんな線引きなんでしょう。
田舎の方だと(もれなく私の実家のあたりも)堤防のつくしは誰にも気兼ねすることなく採り放題だけど、都内の公園のつくしは衛生面の問題前にやっぱり「摘みにくい」です、よね?
公園の花壇に咲く花を持っていくのは、どう考えてNGだけど、芝生スペースに咲いているシロツメクサを摘んで花冠はOK。
わざわざ植えたものでなければ、OK?
じゃあ、つくしはOKだけど、やっぱり枇杷とか、それこそこのブラックベリーもNGだな。
あーん、でもこんなに美味しそうなのに!!
誰か!食べて!!
うちの近所の小学校にあるザクロについても毎年、おんなじ思いで見上げています。
なんてことを特に強く今日思っちゃうのは、我が家のレモンの木、小さくて固い青い実が4個ついてたんだけど、今朝1個取れちゃったからかもな。
まだたくさん蕾も花も咲いているんだけど…
どうなるのだろう?
余計なことしないで、なるように任せて見守っていればいいんだよね?
全部とは言わない!
1個か2個、いや、3個、出来れば4個くらい収穫したいです!!お願いします!