銀座でゆっくり大人のお茶時間『HIGASHIYA GINZA』
先月、母が東京に来ていた際、久しぶりにふたりで銀座へと買い物に出かけました。
宿泊したホテルが大手町だったので、サッとタクシー移動で有楽町へ。
そこから、あっちこっちに寄り道をしつつ、銀座通りを1丁目から6丁目へ。
そして通りを渡って、今度は6丁目から1丁目へ。
たくさん歩きながら、これはどこかでお茶をしたいよね、ということになり『HIGASHIYA GINZA』さんへお邪魔しました。
今年の始めに、お茶のお稽古仲間の友人とお邪魔した際も、とっても気持ちよく過ごさせていただき、一度、母とも来てみたかったお店。
夢が叶っちゃった♪
「お茶とお菓子を」と思って足を運んだくせに、ちょうど季節限定で「栗汁粉」が出ていて、簡単に心を奪われました。母娘ともに。
お茶は下のお盆の中から選びます。
母は熊本県産のやぶきたを、私は柚子が香る、ほうじ茶と玄米茶のブレンドティーを選びました。
洋梨のフルーティーなお茶や、お店の方曰く「なかなかトリッキーな組み合わせ」というシナモンがしっかり効いたものなどもありましたよ。
まずはお茶。
母のやぶきた、一煎目。このあと様子をみて三煎までいれてくれます。
私はこちらで。
自分で注ぎ足すパターン。酒燗器。
そして、栗汁粉。
まずこの椀が可愛いのですが、その中にたっぷりと濃厚な栗汁粉が入っています。
粟餅と渋皮煮。
わぁー、と言ってから、食べ始めたら、そりゃ黙っちゃうという、ああ、美味しい。
これ、栗、何個分だろう、、、なんていうことを考えてしまう。
最後にお茶菓子も出てきて、もう本当にゆったりのんびり心がほぐれちゃう時間でした。
店内の何箇所かでは茶釜に湯が沸いていて、その音や柄杓で湯が注がれる音など、心地よくなっちゃうポイントがあちこちにあります。
充分に歩き疲れも癒したところで、お土産も買って後にしました。
これまた可愛らしい缶に入っているのは“おこし”
そして、大きめの包みはこれも季節限定で“柿衣 かきごろも”というお菓子です。
干し柿の中に、白あんとバターが入っています。
濃厚なのにとっても上品。
母が編んでくれた略盆点前用のマットや茶杓入れなどを詰め込んだ茶箱を出してきて、お抹茶を点てていただきました。
お店でもお家でも「大人のお茶時間」を最高に用意してくれる『HIGASHIYA GINZA』さん
また季節を変えてお邪魔したいなぁ。