【ちょこっと】自家製ローストビーフサンドとモロヘイヤのスープ【レシピ】
台風の行方が気になる朝。
テレビのニュースもそれが中心ですが、どうやら当初の予想よりも雨も少なくなりそうで、出勤もそんなに大変なことにはならなさそうね、と話しながらの朝ごはん準備でした。
今朝は、もう昨日から決めていたのです。
先日作った「自家製ローストビーフ」を使った、バゲットサンドイッチ。
そして、モロヘイヤのスープにしよう!と。
そういうわけで、こんな感じの組み合わせになりました。
いつもよりも写真が「寄り」の状態なのは、テーブルの上全体を撮るとなんとも地味な仕上がりだったから。。。でも、満足の2品が出来ました!
まずは今回のサンドイッチの命。
メイン食材のローストビーフのことから書きます。
この前の4連休「シルバーウィーク」と名前がついているのをすっかりと忘れてしまっていたのですが、その期間中に我が家と同じく東京在住の弟家族がキャンプに行くことにしたとのこと。
そこで、じぃじとばぁばに「キャンプでバーベキューをするから美味しいお肉を送って♪」とリクエストしたようなんですね。
そりゃもう、即答OKですよね。孫、最強!孫、最高!!
そういうわけで岐阜に住む(もうお正月から会えていない)じぃいとばぁばから「ついでにさちこにも送っておこう」と飛騨牛が届きました。
お父さん、お母さん、どうもありがとう。
そして、何より、姪っ子たちよ、本当にどうもありがとう。
届いたお肉の中にローストビーフ用のものが入っていたので、よーし、このタイミングでこれが届くということは『リデポット』を試しに使ってみよ、という指令だな、と思い早速チャレンジしてみました。
では、ローストビーフ作りを振り返ります。
お肉は500gくらい。
添付されてきた「ステーキスパイス」を表面にすり込みつつ、お肉の温度を上げるために少々放置。室温に戻します。
その後、油をひいたフライパンでお肉の表面を満遍なく焼きつけて、全体をぐるっと焼いてから、ラップで2重にぴったりと包み、さらに保存バッグに入れます。保存バッグに空気が入っているとポットの中で浮きやすいので、しっかりと空気を抜きます。私はストローを差し込んで布団圧縮袋の要領で空気を吸って抜いちゃいます。
あとはもうポット(電気圧力鍋)にお任せです。
内釜に保存バッグにいれたお肉を入れ、満水まで水を注ぎ、蓋をする。
ちなみにそれでもバッグが浮いたので、小さな陶器のココットを上に乗せて重石にしました。これで蓋をすればばっちり全体が浸かります。
60度の設定で90分のスロー調理スタート。
こんな感じで出来上がりましたよ!
おおお、なかなかいい感じ♪
きれいなピンク色になっていました。
作ったその日に少し食べて、また新しいラップで包んでおいたものを今朝は使ったので、一応、美味しく食べるための一手間として、ラップを外したらキッチンペーパーで余分な水分を拭き取り、熱したフライパンでサッと改めて表面を焼いています。
この一手間でちょっとした焦げ感、食感が戻り、美味しさがアップする。
と、私は思うんですが、いかがでしょうか?
そんな自家製ローストビーフをスライスして、バケットにサンドします。
今回はお肉がメインなので、他の食材は最小限に。
バゲットには粒マスタードを塗って、その上にサラダ菜を敷き、ぎゅぎゅぎゅと並べて詰め込むようにローストビーフ。最後にブロッコリースプライトを飾りました。
「あふれるローストビーフのバゲットサンド」の完成です。
ローストビーフへの一手間だけはありましたが、それ以外はいつもよりもうんと手軽なシンプル工程。
なので、スープの方にも、ちょっと一手間かけてみました。
それでは、モロヘイヤのスープを作ります。
お鍋にオリーブオイルと潰したニンニクを入れて火にかけ、いい香りがしてきたら、粗みじん切りにした玉ねぎを投入。半透明になるまで炒めます。
我が家の場合は、ニンニクそのものを食べるのを夫が嫌うために、このあたりで取り出してしまいますが、気にならなければそのままでどうぞ。
みじん切りにして入れちゃってももちろんいいです。
朝からニンニクのみじん切りを私がやりたくないだけです。
鍋はそんなにかき混ぜなくても弱火でじわーーっと火を通していけばいいので、その間にモロヘイヤを刻みます。
スーパーで売っているモロヘイヤの束、1束半くらいを使いました。
洗って軸から外した葉の部分だけを使っています。
実はその作業が一番面倒なんじゃないか、、、
なので今回は、前夜にモロヘイヤのお浸しを夕飯の一品として作った際、今朝のこの分もついでに処理しておきました。
洗って水を切ったモロヘイヤの葉っぱを保存バッグに入れて野菜室に保存。この時に、保存バッグに直接入れないで、キッチンペーパーをひいていれておくと適度に水を吸い、保湿もしてくれて良いようです。
まあまあ細かく刻んでおいて、お鍋の玉ねぎがスタンバイ出来たら、そこに水とスープの素を入れて沸かし、煮たったらモロヘイヤも入れて煮ます。
今回は600ccくらいのお水を入れました。スープの濃さなどはお好みで!と言いたいところですが、以前、樋口直哉さんのレシピの中に「モロヘイヤのスープはしっかりと味がついていた方がいい」(←あまりにざっくりとしていてすみません)と記載があったので、我が家はわりとしっかりとコンソメだしなどを使います。
モロヘイヤのスープはこのまま煮れば、透明感あるとろりとした粘りが楽しい一皿になりますが、今回は「一手間」ということで、もうちょっと欲張りました。
先日、西葛西におでかけした際に購入してきたスパイスがここで登場。
コリアンダーシード!!そして、クミンシードも使います。
それぞれ、小さじ1/2くらいかな?かなりの目分量だけど、おまけの一手間だからいいのです。
さっきローストビーフの表面を焼き付けたときに使ったフライパンにオリーブオイルを足して、このスパイスを投入。火にかけます。
ピチピチバチバチ、すごーくいい匂い。
こういう香りが立ってくると、一気に「料理してる感」が高まるの私だけかな?
やってる感、爆上がりしません?
スパイスが弾ける音が少しおとなしくなったところへ、続いてはミニトマト(今回はアイコトマトを使用)を半分にカットしたものを入れて、ジュジュッと音をさせながら、軽く炒めました。
スパイスの香りとトマトの果汁が入った「香味油」が出来たので、これを先ほどのモロヘイヤのスープの上に、落とし広げて入れました。
あとは、いつものようなヨーグルト、そしてまだまだ冷蔵庫を占領している岐阜の梨。オレンジジュース、ホットコーヒーというメニューです。
重なるように入れたローストビーフですが、噛みきれなーい、みたいなことはなく、もぐもぐモリモリといただけました。
ある意味「わんぱくサンド」
調味料は粒マスタードを入れただけで、塩もこしょうも、特別なソースもなかったのに「お肉を味わう」という朝からしっかり力の湧く味わい。
うーん、飛騨牛。ありがとう。
そして、リデポットのスロー調理、完璧でした。
モロヘイヤのスープも、美味しかったな。
くっきり濃い緑の中に浮かぶ、トマトの赤も綺麗だし。アイコトマト、甘かった!
モロヘイヤのスープは食感が好きなのと、あとは豊富な栄養が魅力だと思っていたけれど、香りをプラスすることで一気に格が上がって、ご馳走になるんだね、とアチアチ言いながら食べました。
「香味油」プラス、とってもおすすめです♪
今日の「パンとスープ」も、満足だった!
ちなみに夜は一人分ほど残ったモロヘイヤのスープをベースにお味噌汁を作ります。これから。
スパイスの香りは後付けだったから、こういうのも便利でいいですね。