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いちごが1個100g?大粒いちごを楽しむ ふたつのスイーツ

3月も今日でおしまい。
各地で桜が満開になっていますよね。
このくらいの時期になると、スーパーの店頭でもかなりの確率で「お手頃価格」ないちごに出会えるようになります。
最近は本当に色々な種類のいちごが出ていて、どれがどんな特徴を持っているのか全然覚えられずにいるのですが、なんだかんだとやはり好きなのはあまり大きくない「あまおう」と、やはり可愛いサイズの「とちあいか」かなぁ。
多分、ころんと丸いフォルムが好きだということなんですね、私。

そんな私のもとに、今年は「ころん」どころか「ごろん」、いやいや「ごろーーん」「どかーん」みたいないちごが『食べチョク』さんから届いちゃいました。

「箱買いいちご」ってだけでテンション上がる

大阪府千早赤阪村にある『光農園』さんの「光姫(みつひめ)」という名前のいちごです。
関西では昔から人気ブランドだそうですが、東海圏育ちで関東暮らしの私は初体験。

いちごが届くことはわかっていたので、宅配さんのピンポーンに「はいはーい」とそのつもりで応対したのですが、箱を受け取ってびっくりです。予想していたよりも重い。
あれ?いちごってこんな感じだっけ?

そして、蓋を開けたら、またびっくりです。

ごろりごろりごろり

なにこれ!
すごく絶妙なバランスで大粒というよりも、大玉ないちごが配置されているんです。
受け皿(?)は、ふかふかのクッションみたいになったビニール(ああ、説明が下手)です。

実は、今回のこの「光姫」は【SOSヘンテコ凸凹光姫ちゃん】というカテゴリーのいちご。
お味も品質もそのままにとにかく“でっかーーーく”育った規格外のスペシャルなコたちのセットなんです。

うわーーー!でかっ!
って声を上げながら、笑いまで込み上げてくるんです。そして、同時にすごくいい匂いが漂ってきて、美味しそう。かぶりつきたくなる!!

でっかい!笑えるくらい、でっかい!

そおっと手に取って、この大きさを伝えたいと写真を撮るのですが、私の手もデカイんです。残念。これじゃイマイチ、この驚きが伝わらないじゃないか、ということで重さを量ってみました。

松潤のドラマではない

うそ!いちご1個が?
こんなのほぼ100gじゃないか!
すごーいすごーいすごーいすごーい!!
と連呼しつつ、Instagramにもpostしたのでだけど、、、今度は「いちご100gのイメージが湧かない」という話がありまして。

そっか、確かにね。日頃、いちごの重さなんて量らないもんねぇ、と思い至りました。

それならば、と。

あまおうだったら5個
よくある2段に詰めてあるヤツ

普段、我が家がよく購入しているサイズのあまおうだと、大体5個で100g弱。
そして、もう少し小粒になって、よくあるお買い得な感じの2段に詰めてあるいちごだと、1パックが240gくらいということでしょうか。

こうやって比べてみると
「いちご1個100g」ってとんでもないサイズだなって、思えますよね。

今回届いたものは「11個入りで1kg超え」というセットでした。

さあ、ではこのスペシャルないちごを美味しくいただきます。

まずはこちら。『いちごのミルクレープ』

スライスいちごをたっぷり挟んで

この大きさのいちごのならば、スライスするのも簡単だろうと思ってのチャレンジです。

やはり大きいとスライスしやすい

柔らかないちごですが、大きさがあるので支えやすく、何個も何個もスライスするよりも手数が少なくて済むので効率よく作業が出来ました。

焼いておいたクレープに生クリームを塗って、スライス「光姫」を並べて、隙間を生クリームで埋めて、クレープを重ねて、生クリームを塗って、、、というエンドレス。
ちなみにこのエンドレスの前に、ちまちまと必要な枚数分のクレープを焼くというエンドレス作業もあるわけですが、そういう作業は好きなので問題なし。
お家でスポンジケーキ焼いて、スライスして、、、といういわゆるショートケーキにデコレーションするよりもミルクレープの方が簡単だし、間違いなく美味しく作れるよね、と個人的には思っています。(スポンジケーキを美味しく焼くの難しくないですか?)

出来上がり全体の写真を撮り忘れるという失態を犯しているのですが、今回のミルクレープは1番上のクレープ表面にも生クリームを塗り、さらに側面にも薄く塗っていて「ネイキッド」風な仕上がりにしています。

出来てすぐにカットすると生クリームが緩くて残念な断面になりがちなので、一旦冷蔵庫で休ませてから、カット。
カットしてから、最後にダイスカットしたいちごを上に飾って「いただきまーす」です。

いちごたっぷり 紅茶と合わせて ゴージャスおやつタイム

1個まるごとをがぶりと食べてみたときとはまた違った美味しさを感じたスライスバージョンの「光姫」を使ったミルクレープ。
とにかく香りが際立っていて、桃のような食感が楽しめるそんな一品になりました。

これだけでもかなりの大満足だったのですが、まだまだこの大玉いちごが残っていたので、日頃の朝ごはんのヨーグルトに入れたりしつつ(1個を放射状にカットして夫と半分こしても十分なボリューム)、いちごと言えば!というこちらのスイーツも作ってみました。

我が家の定番お手軽スイーツ『手びねりパン』

小さめバージョン 可愛いよね

いつもは生地に全粒粉を混ぜているのですが、この時は切らしていたので、替わりにオートミールを入れてきます。なのでやや色白仕上がりですが、その白さといちごの赤が良いコントラスト。

また普段は大きく1枚で焼いているところ、生地を2分割し、2枚に分けてミニサイズで焼きました。食べ切りサイズ。見た目が可愛い!
そして、ミニサイズですが、それぞれにこの大きないちごを1.5個分入れています。贅沢だ。

包みきれずに少し残ったいちごをレンチンして、足跡いちごジャムにしたものとヨーグルトを合わせてソースにアレンジ。

焼き立てにいちごヨーグルトソース

熱々パイに冷やトロなソースです。
全粒粉のザクザクはギュッと締まった食感ですが、オートミールのザクザクはほろっと崩れる食感になるというのも新しい発見で楽しかったなぁ。


どんなものでも、規格外で大きくなりすぎると「大味になる」という先入観があったのですが、そればっかりじゃないということも学びました。
そして、あらためて「いちご、大好き」ということも実感した今年の春。いちごのシーズン。

ここからは最盛期を越えて、粒々ちっちゃなものがたくさん並ぶようになっていきますが、それはそれでまた楽しみ方がありますよね。

まだまだ続くシーズン。
最後まで今年もみっちり十分に味わって楽しみたいと思います!

サポートいただけると嬉しいです^^