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【パウンド型】大きな四角いプリンはいかがですか?【レシピ】

プリン、美味しいですよね。
ふるふる柔らかくてとろけるようなプリンも好きだし、スプーンを入れるとちょっと手応えを感じるしっかりとしたかたさのプリンも好きです。

どちらのタイプも好きなのですが、今回は「大きく焼きたい!四角くエッジが立ったヤツを」という気分になので、しっかりとかためになるレシピ。
小さく何個か、、、じゃなくて、大きくしたいから、パウンドケーキの型を使います。

<材料>18センチのパウンド型1台分
・カラメルの材料
グラニュー糖 50g、水 15cc

・プリン液の材料
全卵(Mサイズ) 3個、牛乳 240ml、生クリーム 60ml
グラニュー糖 60g、バニラオイル 数滴(なくてもいい)

生クリームがなければ、全量を牛乳に置き換えても大丈夫。仕上がりは変わるけど、、、
牛乳と生クリームの違いや、砂糖の増減などについては、樋口直哉さんがとても詳しく書いてくださっているので、どうぞそちらをご覧になってくださいね。

今回は上記の材料配分で作ります。
まずはパウンド型を用意して、カラメルから作りましょう。

<カラメルの作り方>
1.小ぶりの鍋にグラニュー糖の半量を入れて火にかける
2.グラニュー糖が縁の方から溶けてくるので、その溶けたあたりを狙って少しずつ残りのグラニュー糖を振り入れる(鍋を揺すってもOK)
3.全体が溶けたら焦がしながら好みの色になるまで火を入れる(ヘラでかき混ぜてもOK、ただ鍋をゆするだけでもOK)
4.色がついたら水を入れ全体を馴染ませたら、パウンド型に注ぐ
 → 熱々の中に水を入れるのでジュっと跳ねます!やけどに気をつけて!
5.パウンド型を傾けて、型の底にまんべんなくカラメルを広げておく
6.そのまま放置してカラメルを固める カチカチです
 → ここでカラメルが固まっていないと、プリン液を注いだときに混ざっちゃうので注意です

カラメルの準備が出来たら、いよいよプリンです。

<プリンの作り方> !オーブンは160度に予熱!
1.レンジにかけられる容器に牛乳と生クリームを入れる
2.ほんのり温かくなる程度にレンジにかけたらグラニュー糖を入れ、しっかりと溶かす(本当にほんのりで大丈夫)
3.卵を別の容器に割り入れ、空気を含まないように気をつけながらよく溶きほぐす(あとで濾すのでカラザはとらなくても大丈夫)
4.2と3を合わせ、バニラオイルを垂らしてまぜる(バニラオイルの他、ラム酒をティースプーン1杯とかでも♪)
5.4をザルで濾したものをパウンド型に流し入れ、お湯を張った天板もしくはバットにのせて160度のオーブンで30分ほど焼く(湯煎焼き)
 → 途中、様子を見て焼き時間は調整してくださいね
 → プリンの真ん中を指で軽く押さえてしっかりとした弾力があればOK。
 →  不安だったら竹串を刺しちゃってもいいかも?
6.オーブンから出して粗熱をとったら冷蔵庫で冷やす

ここまで来たら、もうプリンは出来上がっているのですが、気持ち的にはこのあとの「型外し」の方がメインイベントな気分。
せっかく出来上がったのに、もともとの狙いの「大きな四角い」プリンというビジュアルになるかどうか、、、

<プリンの外し方>
1.パウンド型の枠に沿って、ぐるりと1周ナイフを縦に入れる
 → しっかりとナイフが底まで届いているように気をつけて
2.パウンド型にお皿などで蓋をしてそのままひっくり返す
3.それでも出ないようだったら、お皿の上で型をひっくり返したまま、型の底の中央を親指でギュッと押す、、、と私のプリンは出てきました

ジャジャーーーン!!出来た!出てきた!よかったよかった!
(ちなみにこれは写真のためにパウンド型を洗っております、当たり前か)

焼く前、カラメルはガチガチに固まっていたのに、こんな風に溶けているのが不思議、、、とずっと思っていたのですが、これはプリンを焼いている間に、プリン液の水分がカラメルの方に移動して固まったカラメルがゆるむからなんだそうです。
なので、その水分移動をさせるためにも、プリンはあまり早く高温で焼いてしまわないこともポイントだそう。
プリンにじんわりと火が通り、水分がカラメルに移動して、、、最終的にプリンはしっかりと焼けて、カラメルはサラッと?トロッと?仕上がっているのが理想ですねー。

なので、ひっくり返してみたけれど、カラメルがカチコチに固まったままだった場合は、プリンへの火の通りが早すぎる(温度が高い)とか、カラメルを作った際に水分を飛ばしすぎているということが原因かも?

ご覧いただいたとおり、、、
型に触れている部分、ちょっとスが入っています。
なので、私が次回また作るとしたら、オーブンの温度設定は150度にしようかな、、、というところ。
スプーンで掬ってみた断面がガタガタしているのは、一瞬、え???これ、ボソボソなの?って焦りましたが、スプーン自体の問題だったみたいで、美しい断面にならなかったという結果でした。
(あとでナイフでカットしたら、つるつるの断面が出てきて良かった^^)

大きく焼いたプリン。
お客様のときにどーんとお出ししても楽しんでもらえそう。
自宅で楽しむだけでも「何センチ食べる?4センチ?いや、5センチいっちゃう?」なんて切り分けるときに盛り上がれます。

子供さんとクリームを絞ったり、フルーツでデコレーションしても良さそうですね。そうすると一気に、カッコいい系から可愛い系に早変わり♪

ちなみに、この表面積が広いプリン。写真を撮るのが難しかったです。
俯瞰だと、なんだかはんぺんみたい?茶色い板こんにゃくみたいだし、角度を付けようとすると、つやつやのカラメルに窓枠とか網戸とか映り込んだりして、ア”ーーーーーってなりました。

試行錯誤の末の1枚

写真の練習もしようっと。

そんなことも楽しいはずなので、どうぞ大きなプリン焼いてみてくださいね♪


樋口さんのプリンの記事はこちら↓

カラメル作りもバッチリ写真付きで解説がありますよ↓





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