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そしらばどく、ひめればやく【謗らば毒、秘れば薬】

嫉みや恨み、怒りなどの負の感情は言葉にして外に出してしまうと、空気に反応して毒になってしまうが、言葉にせず、内に秘めておけば貴重なエネルギー源、動力源になりうるという意味のことわざ。
だから、
「○○はダサい、イケてない、嫌い」
という話より、
「○○はかっこいい、かわいい、好き」
という話をした方が確実に”良い”ということである。
それは、幸福度や生み出される笑いの総量からしても明白である。
とはいえ、インターネット化により、孤で接続することが常である、この社会において、負の感情をコントロールすることは難しく、吐き出すしか選択肢がない状況になってしまっている。
しかし、そんな時にこそ、このことわざを思い出して欲しい。
謗るのではなく、秘めて活かす。自分自身を見つめ、他人の気持ちを慮ることが大切である。

日本数学史上最大の数学者、岡潔は言う。

「人たるゆえんはどこにあるのか。私は一にこれは人間の思いやりの感情にあると思う。」

決して、素通りしてはいけない本質である。

お手軽度:★★☆☆☆
レア度:★★★★☆

《使用例》

「disりたくなる気持ちも山々だけども、その気持ちの炎を”俺だったらこうする!”ていうエネルギーに換えた方がよっぽど価値があるんじゃないかな。謗らば毒、秘れば薬ってのはこのことだよ。」

  

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