半透明な線と僕|1-3|BOKU
胸に手を当てなくても心臓が激しく動いているのがわかる。善良なホームレスとして刑務所とはかかわりのない生活をしてきたはずだ。何かしてしまったんではないかと、疑心暗鬼に陥り、階段を昇るように、恐怖心が一段ずつ増えていく。
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