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酒が弱い鹿児島県民もいる

突然だが、僕は酒が弱い。

飲めないわけではないが、缶ビール一杯で顔が赤くなる。

酒を飲むのは友人と居酒屋とかで飲むときぐらいであり、酒はちびちと飲みつつ料理やバカみたいなおしゃべりを楽しんでいる。

そんな僕だが、酒が強くないことを話すと「え、でも鹿児島(出身)でしょ?」というような反応をされる。

大学の飲み会のときも「鹿児島(出身)なんだから(お酒)いけるでしょ!」と言われたことも何度もあった。

鹿児島を出てから知ったのだけど、どうやら他県民の人は鹿児島県民は酒が強いというイメージがある。

けれど、言いたい。

鹿児島県民でも酒が弱い人もいる。

僕の場合遺伝なのか、家族も親戚もお酒を飲む人は少ない。

実家の冷蔵庫はビールが入っている方が珍しかった。


県民のイメージについて

住んでいる町や出身地の話は人とのコミュニケーションを取るときのいいネタになる。

話すきっかけや共通の話題ができ、人との距離感が近づく場合もある。

だが、時として出身地や住んでる町のイメージだけでその人の人格や性格を決めつけてしまうときもある。

  • 〇〇県出身ってことは△△じゃないの?

  • ✕✕県出身なら□□が好きなの?

といった感じだ。

もちろん、それが当てはまる人もおり、人格形成が地域の文化や家庭の習慣によって形作られることはある。

だが、県民すべてがよく挙げられる県民性というものにはがあてはまらないと思う。

余談だが鹿児島弁として真っ先に思い浮かぶであろう「おいどん」「〜でごわす」といった喋り方をする鹿児島県民も現在ほぼいない。

ていうか周りで見たことも聞いたこともない。

これについても職場で「イメージと違って残念」と言われたこともある(失礼な)

どうしても先行イメージは持ってしまう

と、ここまで「県民のイメージを勝手に持つな」みたいな話をしてきたが、気をつけてはいても僕もイメージや決めつけで人を判断したことはある。

ささいな一例を挙げてみる。

先日東京の友人達と遊んだ。

その際、渋谷に集合して遊んだのだが、東京の友人たちが口を揃えて「渋谷来るの久々だな」「何年ぶりだろ?」と言っていた。

てっきり僕は東京の人たちはみんなよく渋谷に遊びに来るものだという偏見を持っていた。(もちろん渋谷にしょっちゅうに来る人もいるかもしれないが)

だが冷静に考えてみれば、仕事や買い物、人との用事が無い限りわざわざ住んでる町を出ることはない。

僕は現在鹿児島を離れ静岡に住んでいるが、毎日さわやかのハンバーグや鰻を食べているわけではないのでそれと同じかもしれない。

先行したイメージを消すのは難しい

今回はたまたま県民性のことについて挙げてみたが、どんなに気をつけていても、先行したイメージで人を判断してしまうことはある。

もし仮に先行したイメージと違ったとしても、相手を傷つけないコミュニケーションを取っていきたいなと思う。

勝手なイメージを持っていたのはこちら側であり、その人何かが変わるわけでも悪いわけではないのだから。

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りゅう
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