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診断書と供述調書の作成

※当ページは、有料コンテンツ「被害者、ぽつん」の連載であり、一部限定公開です。

交通事故の診断書

診断書とは、病気・ケガの状況や程度について、医師が証明する書類を指す。

交通事故に関して言えば、人身事故の被害者が加害者に対し、損害賠償を請求する場合と、後遺症が残った場合の後遺障害等級認定申請において重要な役割を担う。

(1)取得先

診断書を作成できるのは医師だけなので、整形外科を受診して取得する。

時折、整形外科と整骨院を混同している人を見かけるが、整骨院の施術者は柔道整復師であって、医師とは異なる。
つまり、診断書を作成することはできない。

参考までに、筆者は事故発生日に整形外科を受診し、今日こんにちにいたるまで整骨院にかからず、今後もかかる予定はない。

整形外科の受付票

(2)診断書の内容

診断書に記載されるのは、下記の事項だ。

  • 傷病者情報(氏名、住所、連絡先など)

  • 傷病名

  • 症状の詳細、今後の見通し

  • 治療開始日

  • 治療期間

  • 作成年月日

  • 医療機関情報(病院名、医師名など)

筆者の場合、当日中に整形外科を受診し、傷病名は5つ。
「2週間の加療安静見込み」とされた。

(3)取得費用

かかる費用は受診する医療機関により異なるが、一般的に5,000円前後。

当該費用について、加害者に請求できる可能性があるため、他の費用同様、領収証は大切に保管しておくといい。

(4)提出先

診断書の提出先と目的は下記の通り。

  • 警察署

  • 加害者が加入する保険会社

  • 後遺障害等級認定申請

警察に提出した筆者の診断書

下記は、交通事故当日に交付された実際の診断書である。

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