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お正月飾りの意味と御朱印:神社好きの新しい一歩
御朱印と神社、そしてお正月飾り:信仰と日常の折り合いを探して
神社好きの理由
筆者は昔から神社が好きだ。その理由を挙げるとキリがないが、特に以下の3点に惹かれる。
ほとんどの神社は典型的な構造物を備えている。
原則、線対称な配置で設計されている。
典型的な構造が決まっているため、各神社の差異がわかりやすい。
こうした美しさや規則性に魅了され、神社巡りを趣味としてきた。ただし、歴史的な側面やご由緒に関心を持つようになったのは後からだ。そんな自分にとって、御朱印集めはどこか気が引ける行為でもあった。
御朱印ブームへの複雑な感情
御朱印が巷で流行していることを知ったのは10年ほど前のことだ。和紙綴じの帳面に墨書きされた御朱印を投稿する人々の姿を目にした。
「本人が楽しければそれで良い」と思う一方、御朱印だけを目的に神社へ足を運ぶ様子には少なからず違和感があった。神社は神聖な場であり、スタンプラリーのように訪れることに抵抗があったからだ。
しかし、そう批判する自分もお賽銭を投げず(現金を持ち歩かない)、お守りを買わず(取り扱いに自信がない)、おみくじも年に一度程度しか引かない。境内で写真を撮り、散歩を楽しむだけのにわか信者に過ぎない。御朱印に対価を支払い、神社に貢献している彼らの方がむしろ自分よりも「まとも」かもしれない、と感じるようになった。
御朱印解禁のきっかけ
そんな私が先月、御朱印集めを解禁した。特別な理由があったわけではない。自然と「集めてみよう」という気持ちになったのだ。
御朱印を集めることで神社の方々と交流する機会が増え、そこからお正月飾りを買う意味も考えるようになった。そして数年ぶりにお正月飾りを用意することにした。
お正月飾りの選び方と処分方法
数年前にお正月飾りを購入した理由は、知人に強く勧められたから。それ以降、飾る年と飾らない年があったが、どちらも特に変化はなかった。
今回は、純粋に「見た目」で選んだ。シックで可愛いデザインが気に入り、28日から1月7日頃まで飾る予定だ。
処分方法は以下のいずれかを検討中である。
どんど焼きで燃やす。
所定の処置をして可燃ゴミとして処分する。
神社へ納める。
来年も元気に神社巡りを続けられるよう、気持ちを込めてお飾りを納めに行くつもりだ。
宗教と文化、そして幸せ
宗教や文化に関わる風習は、地域や宗派によって正解が異なることも多い。大切なのは、形式に縛られるよりも「自分の幸せ」を第一に考えることではないだろうか。
今夜は月が美しい。冷たい空気に体温を奪われながらも、月を見上げて心を休めたい。
今年も残りわずか。元気に年を越せるよう、日々を楽しもうと思う。
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