[Kayの英語]コロナ関連で使われる英語表現あれこれ
コロナが辞書を変えた
勉強がてら英語の記事をネットサーフィンしていたところ、コロナウイルスが新しい言葉を作った、あるいは、既存の言葉に新しい意味を加えた、という記事(以下リンク)を見かけたので、コロナ関連で使われる英語表現のあれこれを共有したいと思います。
social distancing
ご存じ、ソーシャルディスタンスのことですが、英語ではdistancingと-ingを付けることが多いようです。
stay-at-home order
これもご存じ、外出自粛命令の事です。国によって表現がいろいろあるらしく、マレーシアでは「movement control order」と言い、フィリピンでは、「enhanced community quarantine」と言うそうです。
staggered working hours
時差出勤のことをこう表現するそうです。
「stagger」は、動詞で、時間差をつける、という意味だそうです。
virtual happy hour
オンライン飲み会のことをちょっとおしゃれに表現したものです。
covideo party
「co-」の語源は「共通の、同じの」という意味で、covideo partyとは、仲間内で「今夜は何時からどの映画を観よう」と約束して、それぞれが自宅で映画を観て感想をつぶやき合ったりするパーティーの事だそうです。
下の画像は、コメディアンのAlison Spittleさんが、twitterで、「みんなー今日のcovideo partyなに観る?」とアンケートをとった画像です。これは楽しそうなので僕もやってみたいなーと思いました。
quarantine and chill
これは動詞的に使われる表現で、外出自粛中に自宅で自分をリラックスさせることを言うそうです。
なお、quarantineという単語については、僕の過去の記事「isolationとquarantineの違い」を参照いただければ幸いです。
corona babies
コロナによる自粛期間中に授かった子供のことを指すそうですが、言われた相手はいい気持ちしないと思うので使わないほうが良いと思います。
covidivorces
COVID-19から取った「covid」と、離婚を表す「divorce」をくっつけた造語で、コロナによる自粛が一因となって離婚することを指すそうです。日本語でも「コロナ離婚」という言葉が話題になりましたね。
elbow bump
欧米で握手で挨拶を交わす代わりに互いの肘と肘をくっつけ合うしぐさのことを言うそうです。野球選手がハイタッチの代わりにelbow bumpしているのをテレビで見かけたりしますね。
いかがでしたでしょうか。
言葉というのは、英語であれ日本語であれ、その時々に応じて人が創り出すものであって、辞書が言葉を定義するのではないのだなと、勉強しながら小説「舟を編む」の1シーンを思い出した一日でした。
今日もお読みいただきありがとうございました。
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